人気ブログランキング |

LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2010年 12月 02日

熊野の旅 ようやく獲れた熊野の味

 12月の声を聞いてようやく届いた、「サンマ水揚げ」のニュースです。
 遅めですが、このまま獲れれば問題ない時期です。
 昔だと、「冬になってきたのにサイレがないのし」と言う会話が町中にあふれたものですが。いまは冷凍技術が進んで、どれが新物か冷凍物かが分からなくなりました。
 冷凍しよいとされる「マグロ」や「イカ」などは本当に何時のものやら分かりませんね。マグロが禁猟になると騒いだ時も、しらっとして,「冷凍ものがあるので二年くらい大丈夫!」なんてニュースでもいったくらいです。
 これは量的な話で、実態は何年物のマグロを食わされているのやら…
 サンマとて前年のを食べるのは常識です。
 だって、年中売り場に「無塩・ぶえん」のサンマが出てきます、干したての丸干しや開きも出ます…これを見ても不思議に思う人が居なくなったのです。
 おかげで肴の価格が割合と安定したのですけどね。
 「魚価安定策」「漁業振興」などと言う趣旨で全国の漁協に補助金を出して冷凍庫を整備してきましたからね。
 まあ、冷凍したあくる年までも豊漁が続くと、電気を食いまくる冷凍庫に保管した魚がコスト高になって売るに売れない…なんてのも出ましたけどね。

 熊野名物の「サンマ寿司」「サンマの丸干し」は脂の無いもので無いと上手く行きませんから、ここで獲れないと困るのです。
 焼いて食べる生のサンマは「根室沖」「三陸沖」などの方が美味しいのでこの辺のスーパーでもそちらのを売っていることが多いです。
 今年のサンマの顔をまだ見ていませんが、そこそこ脂が落ちているのでしょうかね?
 暮れに近づく頃には落ちてくれないと…

 昔は町中の奥様方やおばあちゃんがこの「脂落ち」を気にしていました。
 正月が近づいても背中が盛り上がった脂の乗ったサンマしかないと、「弱ったのし。寿司にならんのし。」と嘆いたものです。
 そんなサンマ(サイレ)だと、酢に漬けても絞まらないんです。酢が効かなければサンマの寿司は美味しく無いし、日持ちもしません。
 脂が落ちていても小さすぎる群れのものだと、なんとも惨めな「さいれの寿司」になってしまいます。
 この辺のは田舎寿司ですから、「海苔巻き」も「揚げの寿司」(おいなりさん)も「こぶの寿司」も「さいれの寿司」も寿司飯がパンパンに入った大きなものです。食べ良さそうな小さなさいれ・サンマでは駄目なんです。貧乏たらしく見えますからね。

 あとに三日もすれば、「新物のサンマの丸干し」が店に出るでしょう。
 冷凍物より少し綺麗に光りますね。
 まあ、ここでなら「遊木港・新物」「二木島港・新物」の表示には嘘は無いと思います。
 秋口の「北海道・新物」などは怪しげですけどね。

 と、いうことで熊野の味の季節がやってきました。
 通販買うならもう少しあとで漁が安定してからが良いでしょうね。
d0045383_9462120.jpg




    こんなブログも書いています◆
   ★更新しました★
   


熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2010-12-02 09:46 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/12406405
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 もうすぐ開店 ドライ...      熊野の旅 師走 やっぱり熊野古... >>