今日から「師走」です。
「睦月」「如月」「弥生」なんてのがあまり使われなくなっていますが、「皐月」「神無月」「師走」くらいはそこそこ使われるようですね。
その中で一番なのが「師走」でしょうね。
一年の切れ目と言うこともあるでしょう。
しかし、「師走」なんて呼ぶと何となくせわしないように感じます。12月なら単純に12番目の月ですがね。
師走・暮れ・節季…なんていうと、どういう訳か、皆さん忙しい気分になるようです。
昔の様な、「暮れの大掃除」なんてのもほとんどの家ではしないんだし、「御節」だって簡略化したり、都会だと高級料亭の御節を取り寄せたり…餅だって自分んちでは搗かないでパックに切り餅を封じ込めた「お鏡」を飾ったり…
いや、お鏡を飾る床の間や仏壇も無い家が増えているし…
正月用のお寿司を巻く訳でも無し…
なのに、あと10日もすると…
『もう暮れじゃのし、忙しなるのし』
「ほんと、節季は忙しいのし」
なんて会話が街中で飛び交います。
まあ、これは季節の挨拶語なのでしょう。
かくかように世間が忙しいと錯覚するので、旅行者も減ってしまいます。
北の方は道も不安だし、行動しにくいから分かるのですが、南に向かう人まで減るんですね。
ヨーロッパでは北の方の人は太陽を求めて南に移動するんですけどね。
熊野だって、ニースやカンヌに負けないだけ暖かいんですけどね。
高級ブティックも三星レストランも無いですが、神秘さくらいはあるところです。
たまにやってくる人の年代はニースやカンヌ、マイアミに似て少しだけ歳を召しすぎたギャルやガイが多いです。
そんな「元ギャル」「元ガイ」でも良いですから少し歩き回って賑やかにして欲しいものです。
来る人に特別期待するものも無いのですが、歩く人が居る方が居ないより良いですね。
押すな押すなで歩かれたら困りますけどね。
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