LUZの熊野古道案内

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2010年 11月 20日

熊野の旅 新嘗祭 どぶろくまつり

 この辺には日本最古の神社などがありますが、昔々の日本国が生まれる頃には大いに関係はあったのでしょうが、途中からは「辺地」になってしまいました。
 日本の年中行事の中ではかなり重要なもののはずの「新嘗祭」はその名前では伝わっていないようです。
 戦前ははっきりと祝い事の日として国でやっていましたから田舎でも学校でも意識はされていたようですけどね。
 戦後は、「勤労感謝の日」などと言う祭日になり、どっちかと言うと、労働者、サラリーマンの祭日的な響きになりました。
 田舎でもお百姓さんの比率が下がり、専業農家なんて珍しくなってきましたから、「新嘗祭」どころか、普段にお願いする「五穀豊穣」なんて言葉さえ口にする人が居なくなっていますね。
 国の仕組みと言うか、国の重点施策が変わったのですから、知らないうちに日本人の意識も変わって行ったのでしょう。

 23日にもあちこちの神社でお祭りや神事があるようです。
 その中で大きなものは、「育生町・大森神社」の「どぶろく祭り」です。
 「新米」を仕込んで「どぶろく」にして、神様に供え実りの恵に感謝し、皆で豊作を祝う物です。
 「新嘗祭」にふさわしいものですね。
 厳かな神事だけの「新嘗祭」より、村人が参加し、村人が楽しんだものなのできっちりと定着して残ったお祭りなのでしょう。
 レジャーでも何でも、「参加型」のものは長続きします。
 ただ、参加する人が居ればの話になってきたのが過疎地のつらいところです。

 育生町は山の中ですが、そんなにたどり着きにくいところではありません。
 関西からなら、国道169号線吉野郡下北山村池原から分かれて和歌山県東牟婁郡北山村へ向かう道を使えば割合と簡単に入れます。
 中京・関東からなら国号42号線熊野市飛鳥町小阪で国道309号線に入り、五郷町桃崎で国道169号線に乗り換えれば着く事になっています。
 こうしたルートはきちんと調べてきてください。
 道筋でたずねようにも、人にあうほうがまれです。
 「第一村人発見!」と言う前に分岐点を外れますからね。
 上手く巡り合っても「ダーツの旅」みたいな問答になるかもしれません。
 それもまた楽し…でしょうね。
 一生懸命、頓珍漢な答えを返してくれる…
 70代が若い衆ってくらいなのですからね。
 あと、三十年もすると、日本中がそうなるんだそうですよ。
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  こんなブログもはじめました。
 ★★
   


熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2010-11-20 10:50 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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