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LUZの熊野古道案内

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2010年 11月 14日

熊野の旅 餅撒き月間

 この辺りでは、「餅撒き」「餅ほり」の習慣が残っています。
 「祭り」「厄払い」「建て前」「落成式」「七五三」・・・とにかく、人が集まると…いや、「餅ほり」をやると人が集まるのです。
 昔に比べると、「建て前の餅ほり」は少なくなりました。
 近所出相いでの棟上が減ってしまい、今ではクレーンととび職での工事になってしまったので、「建て前の餅ほり」も「建て前の酒盛り」もあまり見かけません。
 今は近所の人に来てもらっても、邪魔になることはあっても、あまり役には立ちませんけどね。
 昔でも、「建て前ではなく立ち舞いだ」と言われる、役に立たない人も多かったのですけどね。
 田舎だと、大工が言わなくてもどんどん柱が立って、小屋物もどんどん屋根に引き揚げられ、棟梁は走り回っているだけと言うくらいだったのです。
 なにしろ、素人と言っても建て前の手伝いは何軒も廻って熟練になっている人が多かったですからね。

 こんな風に年中、「餅ほり」があったのですが、今残っているものでは「厄払い」「七五三」が数も多いので「餅拾い軍団」のおばさんたちの活躍の場です。
 エプロン、前掛けに大きなポケットを付けた、「餅拾い専用服」を着用して戦いに臨みます。
 スーパーの袋を持っているなんてのは素人さんです。
 そして、何日の何時には何処何処である…と、情報も把握していなければ玄人とはいえません。

 今日もあちこちで「餅ほり」があるようです。
 神社でまく人も居れば自宅でまく人も居ます。
 この近所でも、「今日の餅撒きは午後1じからです」と言う張り紙をした家がありました。
 様子を見に行った木本神社ではお参りに来た家族が居られました。
 時間を決めて皆でお払いを受けると言うのではないようです。
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 今では木本町でもこうした子供の数が激減していますから、「七五三の餅ほり」もへっているでしょう。
 初午の「厄払い」も「19歳」「33歳」「42歳」なんてところも減ったでしょう。
 多かった「還暦」なんてのも減ってきたでしょうね。
 大体、「餅拾い軍団」のおばちゃんも「おばちゃん」から「おばあちゃん」に移行してきているようですから…

 あっちこっちの「餅ほり」に出かけ、プロの腕前でどっさり拾って帰りますが、一回ならまだしも何回のですが、あんなに持って帰った餅をどうするのか心配になります。
 「熊野の味」の一つに「餅ほりの餅」を「加えなくてはならないかもしれません。

 こんなブログもはじめました。
 ★★
   


熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2010-11-14 11:50 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
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Commented by あやち at 2010-11-14 15:53 x
餅ほり、楽しいですよね。
お餅だけでなく、お菓子やティッシュにくるんだ小銭とかもあって、子供には嬉しいイベントでした。
父の厄払いの餅ほりを、我が家もやりましたが、近所の人と一緒にお餅を丸めたのが、すごく楽しかったです。田舎のああいう行事は、ほんと盛り上がりますね。
Commented by je2luz at 2010-11-14 20:42
あやちさん へ
 ***
 今日は何箇所であったのか分かりませんが、二箇所に巡り合って写真を撮りました。
 収穫は足元の転がってきた餅が一つとお菓子が一つでした。
 餅拾い軍団は子供を除けばほぼ全員が女性です。
 おばちゃんは強いです。


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