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LUZの熊野古道案内

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2010年 11月 10日

熊野の旅 行きはよいよい・・・熊野川舟下り

 近年、復活?したものに、「熊野川舟下り」と言うものがあります。
 日本の川は急流が多いので川の数の割りに水運が内陸部まで延びなかったものです。
 利根川などのような平野部を流れるものはのぼり良いですけどね。
 美作の国吉井川なんてのは船便があったようですが、実際の吉井川は急流で大変だったでしょうね。
 下りは船頭の腕次第で荷物を積んで降りたでしょうけど…
 「ボルガの舟歌」と言うのが昔は日本でも歌われましたが、あれなんかは奴隷に近い労働者が重い舟を流れに逆らって引っ張って上流に向かうものですね。
 中国ではいまだに行われているとか聞きます。
 日本の「保津川下り」なんて舟は随分前から、下り専門、のぼりはトラックの荷台に乗って・・・ですね。
 熊野川の筏くだりも、昔は材木を河口の新宮に運ぶためのもので、筏そのものが河口へ行く荷物でした。
 だから、付いたら「筏のり」が降りて、徒歩で下の村に帰ればよかったのです。帰りは「空荷」どころか乗り物自体が無いわけですからね。
 でも、今の「観光筏」は筏を使いまわししますから、帰りはトラックです。

 熊野川にも船便があり、「参反帆」と言う細長い三本の帆を張った川舟が使われていたのだそうです。
 熊野川は山を削りながら海に向かう川でほぼ全線急流です。
 横の山も険しいので道をまともに作れないところもあります。
 大河なのに川沿いにのんびり歩くなんて道が無いのです。
 それなら、舟で・・・となると急流の難所だらけ…
 プロペラ船のような大馬力で無理やり上った川を、布を3反ほど張った川舟がすんなり上れたとは思えませんね。
 下り…本宮から新宮へは良いでしょう。
 また、それが参詣の順路でもあるのですが、この舟を回送するのにどれほど苦労したのでしょう?
 コストがかかるし、おそらく船賃も「矢切の渡し」なんてものでは済まなかったでしょうね。

 と言うことで、この川下の舟は、3月1日から11月30日までの運行で、大人3900円子供2000円、二名以上で運行、6名以上で語り部が付くそうです。
 もちろん、「川下り」ですから、下り専門です。
 貸切だと12名までで37000円+10000円だそうです。
 乗船は完全予約制だそうです。
 弁当は850円と、めはりの650円
 新宮駅からは無料送迎バスが出るそうです。
 まあ、詳しくは「熊野川川舟センター」TEL0735-44-0987 に問い合わせてください。
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 こんなブログもはじめました。
 ★★
   


熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2010-11-10 10:09 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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