LUZの熊野古道案内

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2010年 10月 17日

熊野の旅 新宮市 今

 昨日の続きのようなものですが…
 
 新宮は昔から木本の兄貴分のようなものでした。
 基幹産業の材木も新宮の方が数も多いし規模も大きかったです。
 商業の方でも新宮は和歌山県の東牟婁郡、三重県の南牟婁郡、奈良県の吉野郡十津川村などの田舎を全部集める中核でした。
 水商売も色商売も町が大きいのでうんと盛んだったようです。
 昭和の大合併でようやく「市」になった熊野市とは違い、旧制度の「市」ですからね。
 だから割と狭い範囲で人口のほとんどが住んでいます。つまり、生活の効率もよいということでしょう。

 今でもその状況は変わりませんが、新宮も人口減に突入しているようです。
 それでも、スポーツジムとか子供のダンス教室、おばさん用の教室などもあるようです。
 熊野からも子供を通わしている人も居るようですけどね。
 色んなことから。「新宮は派手」と言われてきたのでしょう。
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 この新宮もせっかく狭い範囲に固まって商売していたのに、時代の流れで大型店舗が郊外型で展開を始めて街中がさばけてしまいましたね。
 ことに旧市街がすでに郊外がないほど混みあって来ていたのと、隣の佐野にあった「巴川製紙」が閉鎖して広大な跡地が残り、そこに大きなショッピングセンターが出来たので一揆に流れが変わったようです。
 中核は今までと同じ「スーパーオークワ」ですが、同じ系列のホームセンター、「ユニクロ」「青山?」などの服屋さん、「ミスタードーナッツ」「マクドナルド」「トマトオニオン」などのチェーン外食店、広大な駐車場…
 一山越えなくてはならないのに皆さん出かけてしまうようです。
 新宮駅から延びる丹鶴町、中ノ町などは随分寂しくなっています。
 商都新宮の息の根が止まりかけているようにすら感じます。
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 こうしたイベント会場で見ると、こんな風に若い子が一杯はしゃいでいるし、この親御さんたちも嬉しそうに付いて廻っていますけどね。
 大型店舗は効率が良いので雇用なんて一学年当り数人でしょう。
 そして、売り上げ利潤は吸い上げてゆく…
 そして、吸い上げるものがなくなったら、全部解雇して帰って行って残るは廃墟…
 イベントを見ていると余計に感じる影の部分ですね。
 これが日本中なのですから…

 こんなブログもはじめました。
 ★★
   


熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2010-10-17 10:39 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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