LUZの熊野古道案内

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2010年 09月 30日

熊野の旅 熊野古道と人の手

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 カメラはマミヤRB+セコール180mm+TRI-X+D76二倍希釈

 久々の「松本峠」の写真です。
 入り口の並木の木が倒れて石畳が壊されたので、駐車場から15mほどでカメラを構えて写真を撮ると言う無精ができなくなりました。
 この場所まで登ると大体70mくらいでしょうね。
 脇の山林を伐採したので光が差し込み写真は撮りよくなっています。
 この区間も、熊野古道の両脇に一並び程度の杉や桧が残された形なので台風の風が心配です。
 育つ間ずっと独立した木はそれなりに風に耐えるような強さと根っ子の張り具合になります。
 しかし、普通の山林では仲間と一緒に全体で土を掴み、風を受け流すように育っていますから、大人になっていきなり周りの支えがなくなると耐えられないことがあるのです。
 人間も木も良く似たものです。

 熊野古道・松本峠などの周りは「里山」です。
 もっと里から離れた各峠ともに「人工林」に囲まれています。
 適当に人の手で管理されているから維持できています。 そのおかげで、何百年も千年も熊野古道が使えたのです。
 自然の中で自然に残されてきたのではありません。
 これからも本当に維持するのなら、路面だけでなく周りの人工林全体を手入れしないと駄目なんです。
 イベントや標識や会館には金が出ても、本当の管理には出ないんです。
 遺産登録なる前に維持してきたのは山林所有者と近隣の人なのですけどねえ。

 こんなブログもはじめました。
 ★★
   


熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2010-09-30 10:09 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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