「紀南」の定員は今のところ一学年120名ほどのようです。
普通科3クラスと言うことでしょうね。
以前に木本高校は生き残りをかけて「総合科」を全国に先駆けて導入しました。
紀南高校は「コミュニティースクール」と言う物にに平成19年から指定されています。
高等学校と言うのはほぼ15年先のことまで分かってしまいます。
都会なら団地が出来るなんて変動もあるでしょうが、田舎では出生人口から15年先に現象はあっても増加の無い入学見込み生徒数が分かります。
近大高専が名張市に転出してゆくので、熊野市や南牟婁郡の子供でここに進学する生徒は激減するでしょう。
しかし、今の出生人口ではこの定員減少では足りない生徒数不足になります。
高専と違って県立の普通の高等学校では他所からの応募は望めません。
熊野市・南牟婁郡全部の中学卒業者が紀南・木高の合計応募者ってことになります。
それが300人とかに成れば、定員200と100の二つの高校を維持するのは三重県としても負担が大きすぎるでしょう。
つまり、統合は時間の問題になりつつあります。
怖いことには眼をつぶろう…と言う傾向ですが、この話は現実です。
統合となれば紀南高校がこの場所に残ることは無いでしょうね。
こうした問題は全国でどんどん進行しています。
すでに高校の廃統合がものすごい勢いで進んでいるようです。
経営努力では子供の数は増えませんからね。
都会と違い、統合も交通機関や地形によって制限があります。
誘惑する盛り場も無いほど環境も良いし、冬も暖かいし…
どうですか?こちらに入学しませんか?…と、言っても誰も来てくれないでしょうね。
校舎も老朽化が始まっているようです。
当然、今の耐震基準には達していないでしょうね。
統合直前に大改修…億の金を捨てる…と言うことになりそうな気もします。
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