今、市内では学校のグランドにテントが建って居るのが見られます。
運動会の季節です。
昔より農繁期が早く終わるようになるとともに運動会も早まってきたようです。
今年は暑いでしょうね。
日も長いしスケジュール的には楽でしょうけど…
一ヶ月ほど遅かった頃には夕方4時には暗くなってくるし、山間部の学校では寒くなるし大変でした。
児童、生徒数も多かったので徒競走なども時間が掛かりましたしね。
今は小規模校では一日行うのが困難になっています。
子供が減ると父兄が減る、一般の見物人も減る…だからプログラムが減るし、一つの競技の時間が短くなる…と、言うことです。
昨年は熊野市内飛鳥町の三つの小学校が「最後の運動会」でした。
各小学校では運動会がもう見られない・・・と、言うことでお年寄りの人もそこそこ集まっていました。
今年は統合した小学校での運動会になりますから、父兄は少し増えます。
でも、おじいちゃんおばあちゃんが出かけるには少々遠い人が多くなりました。
どんな様子になるのでしょう。
山間の「秋の夕暮れ」は万葉の昔から風情のあるものになっています。
その代わり、街中の夕暮れより何となく侘しいものとなります。
日陰になった山並みの黒味がかった深い青色が霞んでいると言うのは人の気配が感じられません。
そんな景色の中で昔ならもみを焼く煙などがたなびいていたものです。
今は下手に夜まで火が残るような事をすると近所から119番がかかり…
でも、そうした光景が山間には似合うのですけどね。
何気ない風景過ぎるし、写真にするには難しすぎるのでそうしたカットの写真は見当たりません。
田舎で暮らすものにはチャンスはあるのですが、意外と写真などにはしないものですね。
熊野古道歩きでもコースによってはそんなところを歩くのですが、「秋の夕暮れ」の風情が感じられる時間になったら、観光客は風情どころではなくなって夕日を追いかけるように歩き続けるでしょうね。
お気の毒なことです。
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