LUZの熊野古道案内

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2010年 09月 03日

熊野の旅 夏の住まい

 兼好法師は「住まいは夏をもってむねとすべし」・・・と、言ったとか…
 日本の夏は昔から蒸し暑くて過ごしにくいものだったようです。
 時代が下るとともに夏が過ごしよくなっても居ないのに住まいはどんどん「冬をむねとする」と言う方向に変わったようです。
 隙間風が入って、吹雪の日には部屋の中まで雪が積もるような家がなくなり、機密性も上がりました。
 田舎でも縁側がある家が減った位です。
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 この写真は「紀南ツアーデザインセンター」の座敷です。
 ヨシズの入った建具が入っています。
 自然の通風はこれ以上のものはありません。
 カーテンのようにパタパタはしないし、昼間は室内は見えません。
 まさに、「夏向き家屋」になります。
 夏が終われば普通の障子やふすまに入れ替えます。
 家中の建具が二種類用意されているのです。
 つまり、保管する場所も確保されているのです。
 贅沢と言えば贅沢ですが、高い天井、大きな屋根とともに、こうした工夫によって夏を乗り切ってきたのです。
 もちろんクーラーなんてありませんからね。
 扇風機だってお金持ちの家でも戦前派珍しかったのです。

 昨日訪れた時には、「ことのは書家 須藤花月 こころの書展 in KUMANO」なんて展示が行われていました。
 8日までとかですから短いですけどね。
 ここはこんな風に展示を行ったりしながら年中開放しています。
 町屋にしては珍しく廻り縁になっていてお庭もある風情のある建物です。
 松本峠を降りて一休みするのに最適です。
 紀州の番茶も出てきます。
 ちょっと豪華すぎるけど、「お遍路茶屋」みたいな接待です。
 松本峠を歩かれたり、熊野の市街にお見えにならお立ち寄りください。

 こんなブログもはじめました。
 本日更新
   


熊野市周辺地図です


by je2luz | 2010-09-03 10:41 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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