LUZの熊野古道案内

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2010年 08月 30日

熊野の旅 ミカンと摘果

 果物の類は花が咲いても受粉してくれないと実がなりません。
 果物によっては人工授粉をしていますね。
 ミカンは受粉しよいらしく、そんな作業なしでも実がなります。
 その分、成り過ぎになります。
 果物の類は、見場に左右されるところが多いです。
 味が良くても小粒なものは立派な大粒のものに価格では負けます。
 そのためにも「摘果」をしなくてなりません。

 木についている葉っぱには限りがあります。
 根っ子にも限界があります。
 つまり、作り出したり吸い上げたりするものに制限があると言うことです。
 摘果して実の数を減らして一つ一つを大きくするのです。
 
 6月7月8月…
 猛暑の季節に温州みかんの摘果は行われます。
 戦後、ミカン栽培が盛んになってきた頃には、田舎にも若い嫁さんが一杯居ました。
 摘果作業の時にはミカン畑が華やいだそうです。
 年が経つとともに、その若嫁さんも若くなくなるし、新しい嫁さんは来ないし…たまに来ても、こんな過酷な農作業には出てくれません。
 見方によってはベテランばかりなのですがね。

 消毒をする畑では、雨が降るたびに消毒しますし、雨が降らないと農薬はずっと付いたままです。
 猛烈な暑さで汗まみれなので農薬が肌に付く…
 人によってはかぶれるのでこの作業が出来ません。

 摘果しないと実は小さくなるし、木の栄養も奪われすぎになり、次の年の作柄にも響きます。
 でも、高齢化で働けなくなった人の分働き手も減るので、摘果は遅れるし、放置される畑も出ます。
 そんなに高い脚立に上るのでもないのですが、上り下りが危なっかしいベテランが増えているようです。
 この道40年、50年なんて言うと格好は良いのですが…
 今年も、この猛暑の中で「摘果」は行われているのでしょうね。
 ミカンの木には『トゲ』まで付いていますから ご婦人方の柔肌も痛むでしょうね。
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 こんなブログもはじめました。
   


熊野市周辺地図です


by je2luz | 2010-08-30 13:11 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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