LUZの熊野古道案内

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2010年 08月 28日

熊野の旅 船と日本人

 日本は島国で外国に行くには海を渡らなくてはなりません。
 外国の事を「海外」と言うくらいですからね。
 だから、外国製品は「舶来」だし…
 その割りに日本人は「船旅」には馴染まないようです。
 性格的にはせっかちな方みたいですからでしょうかね?
 かつて、日本中に張り巡らされた長距離フェリーボート網も消えてしまったところが多いです。
 私がたまに利用した、高知ー勝浦宇久井港ー東京晴海のサンフラワー、松阪ー晴海のオーシャンフェリーの二つはもうありませんね。
 一晩寝ているうちに東京に着いたのですけどね。
 燃料代・高速代・車の消耗・労力などを考えれば高くは無かったのですがね。
 最近何とか存続が一応決まった「伊勢湾フェリー」も近いし悪くないルートですが駄目なんですね。
 旅を楽しむより先を急ぐ人が多いのでしょう。
 「狭い日本 そんなに急いで どこへ行く」 なんて標語もあったのですが、いつの間にやら、「熊しか歩かないようなところ」にも高速道路を作るようになりました。
 冗談ではなく、昨日はこの熊野市でも熊の目撃情報があったようです。
 以前に話題になったのは「ヒグマ」で、この辺のは「ツキノワグマ」ですけどね。
 しばらくは、熊野古道歩きは「静かに…」では無く、賑やかにした方がよいのかもしれません。
 元々、熊や猪、鹿などは一杯いるのが紀伊山地ですからびっくりするニュースでは無いです。

 かつて鉄道も道路も未完成だった頃には日本中に「巡行船」なるものが走っていたのです。
 伊豆半島でも沼津から土肥だとかを経由しながら南に向かって船がありましたね。
 この辺では尾鷲と木本を結ぶ巡行船が就航していました。
 鉄道と国道の切れ目を繋ぐ重要な航路でも会ったのですね。
 紀伊木本駅・熊野市駅から1Kmほどのものすごき短い道路が県道だったのも重要だったからでしょう。
 今ではその道路が「古道通り」などと呼ばれて「石畳」になっています。
 でも、航路も無くなっていますから、人の波はありません。
 巡行船が入った頃は波止場・突堤など無かったのですが「木本港」が港だったのです。

 串本大島にも橋がかかったし…
 瀬戸内の島も橋のかかったところがあるし…
 便利になって…なのに、人は居なくなるし…
 海外旅行で船を使う人なんて皆無に近いし…
 日本人と船はどんどん縁遠くなっているようです。
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 こんなブログもはじめました。
   


熊野市周辺地図です


by je2luz | 2010-08-28 09:56 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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