人気ブログランキング |

LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2010年 08月 26日

熊野の旅 賢い観光客

 このお盆休み期間、鳥羽の観光施設の利用者が前年度比で減少したそうです。
 高速道路の無料化とかがあっても観光には余り寄与しなかったのは私の予想通りです。
 効果があったと言わないと困る団体からはそちら向きのレポートが出るでしょうけどね。

 鳥羽には有料の観光施設がありますから入場者数の把握もそこそこ正確に出来るでしょう。
 熊野の場合、有料の観光施設はありません。
 自動計測装置の付いた場所もありません。
 非常に感覚的なものが正式な数字に化けて歩き出します。
 国道42号線、古道通りの両方が見える場所に暮らしているものの受ける感じでは、熊野も増えていないでしょう。
 無料の観光施設のところで聞いても「少なかったような感じ」と言っています。
 減ったのは猛暑だけのせいでは無いでしょう。
 高速を無料化しても遠いところは遠いです。
 さらに、道の駅などでは「キャンピングカー」ではない車での野宿がものすごく増えています。
 私も昔、スキーに行っていた頃には、ワンボックスカーで野宿をしてスキーを楽しみました。家族揃って一泊すると大変な金額になるし、宿泊しなければその分回数増やせますからね。
 冬でも野宿は出来るのですから、夏休み中の野宿は簡単です。
 紀州などは山間の場所が多いので夜涼しい場所は簡単に見つかります。
 「道の駅・熊野きのくに」なども絶好の野宿拠点です。
 道の9駅には24時間開いた公衆トイレはあるし、水もあるし、防犯灯も付いているし。自動販売機はあるし・・・
 大体、民家から少し離れたところにあるし…
 無料のオートキャンプ場と言うわけです。

 野宿できるから来てくれるのですが、スキー場のリフトように金を稼ぐ施設はありません。
 まさに、「ごみとおしっこ」が残るだけに近いのです。
 この野宿観光客の1/3でも泊まったら…
 でも、今はワンボックスカー全盛時代です。これは望めないでしょう。

 伊勢・鳥羽・志摩は一体の観光地です。
 よく、「伊勢志摩と熊野を一体として…」なんて観光行政の方では言いますが、のんびりバカンスを楽しむフランスならまだしも、せいぜい三日ほどで家族旅行をしようと言うわが国では、両方廻るなんてのはごくわずかでしょう。
 むしろ、名古屋から南に向かう観光客、関西から西名阪で東に向かった観光客を奪い合う強力なライバルなのだと思います。
 二者択一でしか廻れない人が多いですからね。
 立地は向こうの方がはるかに上です。
 それでさえ減ると言うのですから…

 若い人の間には「パワースポット」なんて都市伝説が流行っているそうです。
 そんなものがあるとすれば、「神々の里熊野」は全体がそうなのでは無いでしょうかね。
 偉いコンサルタントに相談するよりうその噂を振りまく方が流行るのかもしれませんね。
 もっとも。恋人岬なども同様で一過性だし観光産業にはなりませんけどね。
 「良い神」も「仏」も「物の怪」も「怨霊」も一杯良そうな土地なのですが…
[#IMAGE|d0045383_11355645.

 こんなブログもはじめました。
   


熊野市周辺地図です


by je2luz | 2010-08-26 11:36 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/11808830
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 船と木本港      熊野の旅 熊野古道と水 >>