LUZの熊野古道案内

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2010年 08月 24日

熊野の旅 身びいき

 私の発言はしらけていて批判的だと言われます。
 ことに観光行政などについてはそのようです。
 
 「故郷が好き」と言うことと、「故郷の観光資源を評価する」ことは別でしょう。
 ややもすると、地元のことは我が子や身内を評価する時のように「身びいき」が先に立って、「日本一」「世界一」に近い評価をしがちです。
 説明されれば「そういうことか」と思ってもらえれば上等のことでも「類まれなる物」と思いたいものです。

 こと観光となると、全国…日本国中ではなく、まさに全ての国、地球上全てのところがライバルになっています。
 世界遺産も世界中にあり、海外の世界遺産の方が安く行って来れるなんて時代です。
 時間的にも、東京からだとアジア諸国と同じくらい熊野三山は遠いのです。
 高速道路が整備されても日本で一番あとに近い完成です。有利になったわけではないのです。

 「一回行ってみたい」と、思うことと実際に「行ってみる」のは随分違います。
 「行ってみたい」は一杯思います。
 「行ってみる」は近場でも中々神輿が上がらないのに遠くまでとなると、一生に何回かです。
 その「何回か」に「熊野古道」を入れることの難しさ…
 自分が東京に住んでいて、どこへ行くだろう…と考えれば少し答えが見えると思うのですがねえ…
 子連れで夏休みに「熊野古道」を歩くでしょうかね?
 足がこちらに向かう人の率は…
 現状でもよく来てくれている方だと思います。

 新聞の記事なども随分減っています。
 「世界文化遺産・紀伊山地の霊場その参詣道」の賞味期限が切れてきたのでしょう。
 そして、数字の発表も、「減少気味」と言う書き方をしたり、「増加傾向」なんて発表があったり…
 
 「蟻の熊野詣」などと言う言葉もあったようです。
 「みんなと一緒」が大好きな日本人ですが、この「熊野古道」にぞろぞろ人が歩いていたら嬉しいでしょうかね?
 
 「ええとこやで…」
 「ゆっくり見てっての…」
 「又来てくれんしよ…」
 「おおきにの…」
 ここは「遍路道」…
 こんなのでは駄目なんでしょうか?
 その素朴さが無くなっては、お遍路さんも来なくなるでしょう。
 別枠で争うのは「熊野大花火大会」くらいでよいのでは無いでしょうか?
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 こんなブログもはじめました。
   


熊野市周辺地図です


by je2luz | 2010-08-24 10:20 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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