LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2010年 08月 13日

熊野の旅 お盆の行事

 今日は13日、この辺ではお盆が本番になる日です。
 お盆は7日から始まっているようですが、普通の家では13日に「迎え火」を焚いて先祖様をお迎えし、15日の夕方送り火を焚いてお送りします。
 二泊三日の里帰りです。
 百万億土の彼方から家まで帰ってきて、あわただしいことですが、テレポートが出来るとも言われますから道中は苦にならないのでしょうね。
 でも、彼岸では無いので「地獄の釜」は休みじゃあないんでしょう?
 それに、神道だとかキリスト教などお盆の無い宗派の人は帰れませんね。
 生身の人間はこの時期に「同級会」を行うことが多いのですけどね。
 13日と15日は仏様の用事があるので真ん中の14日に同級会をやることが多いです。
 ほとんど全員が他所に出ている田舎ではこの時期くらいしか集まれませんからね。

 初盆の家では「灯篭」をかざり、縁側には「施餓鬼棚」をしつらえます。
 7日からお祀りしますが、自分ちの仏様は毎日お膳をし、果物やらお盆の干菓子など一杯お供えします。
 外でうろつく「餓鬼」のために用意する「施餓鬼棚」の方はかなりお粗末で、地域によっては、サトイモの茎などを刻んだものを供えてあります。
 大昔からの「福祉」ですが、貧しくて食いかねていた大衆に出来ることはこれ位だったのかも知れません。何しろ、飢え死にしたり、一揆を起こさなくてはならなくなったり、子供を間引きしたり、娘を売り払ったり…
 この世が地獄のようなことも一杯あったのですからね。

 おりしも近所で悲惨な事件がありました。
 「成仏」なんてのがあるとすればとても成仏できないでしょうね。
 子供にどんなにされても、親の方は親の気持ちを持ち続けるものだったのですが、今の世は、親も親の気持ちを持たず、子は子にあらず…と言うことが増えたようです。
 そして、責任は行政にある…なんてねえ。

 修身なんて変なものは要らないけど、少しは精神的な面での教育も必要なのかもしれません。
 自由と言う名の下で、世界で一段そうした面をおろそかにしている国かもしれませんからね。
 学校も宗教界もそして私たちもかなりちゃらんぽらんですからね。

 家にも帰れず・・・はまだしも、墓には入れず、成仏できず…
 街中には亡霊、幽霊、亡者の類があふれているでしょうね。
 もっとも、今の魂は生前からそんな世界を信じていないのが増えていますから、化けようが無いかもしれません。
 私などは化ける気はさらさら無いです。
 「フークル」の歌の方が良いです。
  『天国よいとこ一度はおいで 酒は旨いし ねーちゃんは綺麗だ!」
 蓮の葉っぱの上で座るのは退屈そうですからね。
d0045383_10421823.jpg



熊野市周辺地図です


by je2luz | 2010-08-13 10:42 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/11733680
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 この時期だけは      熊野の旅 響鼓in熊野2010 2 >>