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LUZの熊野古道案内

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2010年 08月 02日

熊野の旅 空路・海路と熊野

 昔はこの前の熊野灘を千石船や小さな船が盛んに行き来していたようです。
 ただ、黒潮の流れは速いし、荒れればすぐに行方知れずになるし…と言うことで日本海側を廻る北前船の方が盛んだったようです。
 それでも、紀伊国屋文左衛門はここから江戸までミカンを運んだのです。
 木本を総元締めとする海賊集団が居たということは海路が盛んであった証拠ですね。
 そして、フェリー時代になると、鳴り物入りで大型フェリーの「サンフラワー」が高知ー宇久井ー東京晴海を結んで就航しました。
 高速道路が整備されるとともに全国的にフェリーの需要が減り減便され廃止されてゆきました。
 松阪港からでしたかね、「オーシャンフェリー」が晴海まで走っていましたね。
 この二つは何回か利用しました。
 今ではサンフラワーは関西汽船の傘下に入り瀬戸内航路などになっているようですね。
 こうした、首都圏から海路で熊野に入る道は途絶えました。
 さらには国道42号線の延長で東京への最短距離といわれる「伊勢湾フェリー」も今年の秋には廃止になるとか…
 せっかちな日本人には海路は会わないのでしょうかね?
 それに追い討ちをかける「高速無料化」ですからね。
 人が増えるのではなく、道を狭めているような気もします。
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 空路の方は「南紀白浜飛行場」はありますが、飛行場とは縁の無いところです。
 旧日本軍の基地すらなかったところですからね。
 形として利用すべき飛行場は「中部国際空港」です。「せんとれあ」なんて変な名前も漬けられていますけどね。
 これは、伊勢湾をはさんだ対岸です。
 伊勢湾を渡る海路が四日市、津、松阪、伊勢と計画されましたが、四日市は早々と撤退、伊勢は就航前に頓挫と言うことです。
 ちょいと風が吹けば欠航しなくてはならないフェリーでは時間厳守の飛行機連絡は計画に組み込めませんからね。
 熊野からだと陸路250Kmほどでしょうかね?
 東京まで550Kmしかないんです。
 東京へは鉄道が一番早いですね。
 そんな空路は熊野の観光にとってはあまり意味が無いのです。
 中国や欧米からの観光客が来るのなら役に立ちますけどね。
 ここいら辺で見かける「外人さん」はザックを背負った若い人がほとんどです。
 お金持ち風の家族連れとか団体さんは見かけませんね。
 まあ、日本人でもお金持ち風の物見遊山客の少ないところですけどね。
 持って帰ってもらうものも「神々の里のイメージ」ですから、そうなるでしょうね。
 神社仏閣でも日光や安芸の宮島とは趣が違いますからね。

 それにしても、飛行場と言うやつはこけおどしにでかく、非効率の塊のようなものですね。
 空調でも必要の数倍、人間を歩かせるのも何割も増えるでしょう。
 最新テクノロジーの塊といわれる、飛行機の乗り場なのに、おかしな話です。
 でも、こんなのを「立派じゃのし…」と褒める向きが多いのですね。


熊野市周辺地図です


by je2luz | 2010-08-02 11:09 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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