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LUZの熊野古道案内

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2010年 07月 31日

熊野の旅 清流大又川と観光

 熊野市と尾鷲の境、「矢の川峠」、熊野市と下北山村の境「備後」などを水源地とする『大又川』は「清流」の冠をかぶれることの出来る川です。
 山中から流れ出て川らしくなるところからは国道42号線沿いに流れくだり、その先は国道309号線に沿っています。
 10Kmほどのところで「七色ダム」にせき止められて人口湖になります。
 日本の山間部の川は深くえぐられた渓谷状の谷底を流れるものが多く、眺めることは出来ても近付けないものが多いです。
 しかし、この「大又川」はそのような場所が無く、簡単に水辺に降りられるのです。
 出水期以外は「岩をかむ」と言うような危険な急流箇所も無いですね。
 これは、この流域の岩盤が「紀州御影」と言う寝食されにくい岩で出来ているからでしょう。

 日本一の多雨地帯とまで言われた尾鷲と背中合わせで、雨も多いし、他所のような岩山ではなく全山緑の山々ですから、水が切れることも無い川です。
 つまり、水遊びには適した川と言うことです。
 川が小さいので親の目も届くし、「大水」の後につれてゆかなければ流されることもありません。
 浅い「瀬」と小さな「淵」が交互にある形なので、遊びよいのです。
 この地で育った子供たちは、遠くの都会に出ても、夏、お盆に帰れば必ずその子供たちをつれて川遊びをさせるものです。
 学校指定の「水泳場」などと言うところもありますが、昔からの「子供が安全に泳げそうな場所」と言うだけで更衣室などあるわけではありません。
 その中の三箇所、飛鳥町小阪浅見川通称倉本と飛鳥町野口新飛鳥小学校横、通称宮の平、飛鳥町大又道の駅熊野きのくによこ親水公園。には公衆便所が用意されています。

 このほかに、大又川では「鮎釣り」も出来るし、普通の川魚つりも出来ます。
 鮎は有料ですが、普通の魚は自由です。
 鮎と禁漁期間のあるアマゴを除けば、普通の魚は年間を通して釣れます。
 つまり、その気になれば年中遊べる川なのです。
 私は嫌いなのですが、七色ダムでは「ブラックバス」の釣りも行われています。

 ここまで褒めましたが、いい川と言うことと、「観光資源」は別物ですね。
 私の友人もこちらに帰ってこの川を資源に民宿でもやろうかと考えていますが、川遊びはあくまでもお客様サービスでないと駄目でしょう。
 ことに最近の都会人はきっちり教えてあげないと工夫して遊びを作り出すのが苦手ですからね。
 鮎釣りも、関西からなら非常に近い釣り場なのですが、客数は減る一方です。
 と、言うより、里の川なのに住民の生活と川が離れてしまい、河原に降りる道もほとんど消えてしまっていますから、近づきにくい川になったのです。
 川も小さくて他所の鮎釣り上のような豪快さも無いですし…

 どうぞ遊んでいってくださいよ…
 それが「清流大又川」だと思います。
 そして、こうしたものの積み重ねが「熊野市の観光」なのでしょう。
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熊野市周辺地図です


by je2luz | 2010-07-31 11:24 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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