LUZの熊野古道案内

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2010年 07月 28日

熊野の旅 高速道路無料化

 今日の新聞に「高速道路無料化実験」の効果についての記事が載っていました。
 とりたてて効果を書きたてるほどの観光地が無い感じですね。
 7月の連休の時の事を主に書いていましたが、その時のことは私も熊野市の「道の駅・熊野きのくに」と「里創人・熊野倶楽部」での実感と我が家の前の国道42号の流れを見た感じで記事を書きました。
 カチャカチャとカウンターを押さなくても、地元の人間なら増えたのか、混んでいるのかは分かります。
 聞き取り調査も無しで出してくる数字と分析なんて…
 そんな調査でも褒めにくいようです。

 当たり前ですよね。
 平日の「紀勢自動車道」などは通勤客が使うので増えたようですし、休日もショッピングセンターから離れれた田舎の人が「行ってみようか…」と、出かける効果はあったでしょう。
 でも、元々1000円で九州まででも行けた都市部のお客さんが、「紀勢自動車道」がただだからと言って紀伊半島を南下するでしょうか?
 全国どこの観光地へ行っても同じ料金で「ただ」の効果はありませんからね。
 だから、底まで落ち込んでいた頃よりは増えたかもしれませんが、以前よりは減っているのです。
 それに、「安いから…」と、遠くに足を伸ばす客層にとって、余分に掛かる燃料代は結構重いはずです。
 だから、時間も短縮されることもあり、宿泊なんて考えもしないようです。
 これが現実でしょう。

 こう書くと。「消極的」「否定的」という人が居ますが、、現実は都会からだけでなくこちらからも高速は無料なのです。
 これを利用して「旅」に出た人はどれだけ居ますか?
 「行こう」と考えた人はどれだけ居ますか?
 先ほど書いた。「買い物」に行く人は居たかもしれませんけどね。
 期待感を煽り、下手すると巨大公共事業の口実になるのです。
 住民より観光客…
 農林水産よりは観光産業…
 日本中がこの図式で動いて小さな市場を食いあいしているようです。

 「チャイナパワー」を利用しようと言う地域もありますが、「買出しツアー」の要素の大きい「中国人観光客」を田舎まで引っ張ってくるのは大変でしょうね。
 これも、全国が目をつけているし…隣の和歌山県がものすごく力を入れているようですが、白浜からここまで120Kmです。つれてきて、何を買ってもらうのか…
 「秦の徐福」を利用して「徐福の子孫」の人たちに来てもらうくらいでしょうか?
 「波田須」でおまいりしてもらって「新宮」へ、そして「勝浦温泉」…
 歓迎セレモニーで足が出る…
 「税金でやるからかまわない」と言う発想の人も居るでしょうけどね。

 高速無料化も例え続けてやっても、効果は一時的なものでしょう。
 「1000円高速」でさえ、最初のような効果は無くなってきているのですからね。
 「高速道路」は吸い上げ用ストローである事を忘れてはならないはずなのですがねえ…

 「一っ走り買い物へ…」
 観光客が買ってくれるお土産より大きなお金が外に出て行ったり…
 一般国道が良くなっただけでも流れが変わってしまったのにね。
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熊野市周辺地図です


by je2luz | 2010-07-28 11:37 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
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Commented by Rocky at 2010-07-28 23:50 x
はじめまして。木本町在住の者です。
無料化してから初めて走ってきたのですが、交通量が増えた分、軽トラやお年寄りが多く、かなり危険な思いをしました。
こんなことに財源を使わないで、早く熊野に高速ができるようにして欲しいと思いました。
Commented by je2luz at 2010-07-29 22:42
Rocky へ 
 ***
 今となっては熊野・新宮・勝浦から都会へ運び出すものもほとんど無くなっています。
 産業面ではほとんど意味の無い自動車専用道路に近いですね。


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