LUZの熊野古道案内

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2005年 07月 03日

熊野のたび 紀勢線 神志山駅

 この神志山(こうしやま)駅は南牟婁郡と熊野市の境にあります。
 駅を出て300mほどで小さな川『志原川(しわら)』を渡ります。
 海岸沿いに走ってきた列車もはこの鉄橋を渡る時にチラッと海を見ることの出来るくらいです。
 この新宮-熊野の間を結ぶ七里御浜は熊野川が押し流してきた土石を熊野灘の波がゆすりながら運び、打ち上げた砂利で出来ています。砂利が盛り上がって成長して、内側に湿地帯を作り出しました。そこに土砂が堆積して陸地になったと言うのがほんの少しある平地の由来です。
 砂利だけで出来た長い浜には昔から育てられた防風林の松林が続いていました。鉄道を引く時にあまりにも柔らかい海沿いを避け、防風林の内側に作りました。他のこうした海岸では海に一番近いところを鉄路が走りますが、地盤の悪さと、台風常襲地帯で波が松原に達するので、内側に逃げました。おかげで海の荒れには影響されることの無い路線になりましたが、お客様は退屈な風景の25Kmになっています。
 その代わり、どの駅からでも、数百メートルで海岸に着きます。
 この神志山駅は複線になり、ホームも上下別の二本です。おまけに構内誇線橋真であります。しかし、特急は停車しません。駅前うっそうとした植え込みのロータリーや駅舎は感じの良いものです。
 今はこの近くには何も無いのですが、旧神志山村時代にはかんきつ類用に『農事試験場』がありました。当時の村の勢いを示すような感じです。
 ちなみに今までの駅は『鵜殿駅-鵜殿村』・『紀伊井田駅-旧井田村』・『阿田和駅-旧阿田和村』・『市木駅-旧市木村』です。




by je2luz | 2005-07-03 02:06 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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