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LUZの熊野古道案内

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2005年 07月 02日

熊野の旅 紀勢線 紀伊市木駅

 紀伊・市木(いちぎ)駅も単線・無人駅です。
 周りはみかん畑が一杯です。季節によって夏みかん・八朔・温州・セミノールなど手を変え品を変えてという具合に色づいています。このあたりは『年中みかんの採れる町』という南牟婁郡御浜町のみかん畑の中心部です。
 今は『市木』と書きますが、昔は『一鬼』と言ったようです。熊野市木本町・・鬼之元の傘下にあった海賊集団(水軍)の一つの軍団だったようです。
 ここは典型的な田舎・ローカル駅ですがかつては田舎に似合わない『近畿大学付属幼稚園』があり、角帽をかぶった子供がチョロチョロしていたものです。近畿大学の総長であった世耕弘一さんが熊野川中の出身で南紀に思いいれがあったので、新宮女子高等学校(現:私立新宮高校)・熊野工業専門学校(熊野市)などと同様、ここに設立したのです。熊野市と新宮市のほぼ中間と言うことで子供の募集をしまいsたが、最初は私立幼稚園・・・かわいい制服・・・都会的・・・などと結構お客様がいたのですが、効率幼稚園の整備が進むのと田舎の過疎化で子供の減少が進みました。更には、私立幼稚園があっても、小・中・高とエスカレートのなるわけではありませんから、あまりメリットもなく定員割れをするようになり閉鎖されました。
 紀勢線の熊野市までの区間は戦前に開通していましたから、駅舎には駅名を焼きこんだタイルが表札の様に埋め込まれています。熊野市を通り過ぎたところからはこれが在りません。
 駅の歴史を物語るものでもあります。改修された駅舎にもきちんと移植されます。
 駅名が逆に並んでいるのもその証です。
 なお、この周辺で採れる温州みかんは紀州のみかんの中でも一番甘いと言われています。産出量が少ないので市場に区別して流通はしていないようです。地元の直売店か熊野市駅前のみかん専門店で買うしかないでしょうね。『市木のみかん、ありますか?』と言えば、『通なのかな?』と、思われるかもしれません。






こんなカメラで撮りました バルダ・バルディックス・・エナゴン

by je2luz | 2005-07-02 15:50 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 三鬼 at 2008-03-15 00:25 x
いい写真ですね。古里に行ってみたくなりました。
Commented by je2luz at 2008-03-15 00:42
 尾鷲かあたりのご出身かと・・・
 ふるさとは遠くにありて思うもの・・・


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