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LUZの熊野古道案内

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2010年 07月 13日

熊野の旅 

 いまこむと, いひしはかりに, なかつきの, ありあけのつきを, まちいてつるかな  素性法師

 この字余りの詩、いささか読みにくいところもあります。
 「有明の月」は待たれるかもしれませんが、「有明の残骸」は歓迎されないのですが…
 あまり話題にならなくなった、『フェリーありあけ』の残骸は我が家の前の浜からも遠くかすんで見えています。
 当初の撤去方法からして怪しげだったのですが、どんどん期限が延びて来年まで掛かるのだそうです。

 そもそも、現場切断と言うことに疑問があったのに、切り始めたら、「二つに割れちゃいました」「沈んじゃいました」と言うことになり、「荷物が散らばりました」「思うように吊り上げられません」となったのです。
 今度は「船体の劣化が進んで作業が危険なため長く掛かります」だそうです。
 「沈船」は良い漁礁にはなるのですが、あの場所で放置すると具合は悪いでしょうね。
 トラックやコンテナに何が乗っていたかも分かりませんしね。

 すぐそば、と言うか、座礁させた岩礁辺りは「えび刺し網」の定置のあるところです。
 このままだと、今年の漁もどうなるのやら…
 当初から漁業関係者と船会社、サルベージ会社などの交渉は荒れなかったようです。
 その結果、どんどん伸びてくるし…
 紀州の人は優しいのでしょうね。
 他の方で沈んだ北朝鮮船籍の船などに比べればましなのでしょうかね?
 でも、世界に誇る日本のサルベージ技術ってこんなものなのでしょうか?
 それとも、熊野灘がものすごい場所なのでしょうか?

 残骸が残っていても当初のような綺麗な船体がごろんと寝ているものでも無いし、話題性もなくなって見物人も来なくなりました。
d0045383_10222279.jpg

 この頃はマスコミ、野次馬、観光客まで押しかけてくる、ちょいとした観光地だったのですがねえ…


熊野市周辺地図です


by je2luz | 2010-07-13 10:24 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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