LUZの熊野古道案内

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2010年 07月 07日

熊野の旅 観光と住民 2

 私の記事を読んで、観光に否定的だと解釈される方がいるようです。
 私は「観光」自体はよいことだし、観光客が着てくれることは嬉しいことだと思っています。
 街中でも山の中でも熊野古道歩きの人が道など分からないようにしていれば説明もしますし、案内もします。
 積極的にやる方だと思います。
 私が嫌いなのは、「観光」を食い物にしようと言う姿勢なのです。
 「観光」「世界遺産」「国立公園」の名を借り、巨費を投じて施設を作ろうと言う輩のやることが大嫌いなのです。
 そして、さも観光で飯が食えるがごとく言い立てることです。
 お客さんを接待することよりむしり取ることを優先するような発想になるからです。
 「熊野古道」と言う「世界文化遺産」などと言う物は、山の中の道を歩いてもらい、古き日本人の精神を感じ取ってもらおうと言うもののはずなんです。
 ユネスコだってそういう意図で指定したのだと思うのですがねえ…
 来た人が不自由しない程度に、トイレや案内板を整備しておけば、あとは昔のお遍路道のように地元の住民が温かい目で見守っていれば良いと思います。

 全国どこでもですが、観光などと言う名目でどんどん立派な施設が出来ていますが、役立っているものがどれほどあるのでしょうね。
 問題なのは、その自治体の金でなく、補助金があり負担が少なくてよいのだから「作った方が得」と言う発想が蔓延していることです。
 「われわれは納税者だ」、「無駄遣いを止めろ」という人でも、地元の公共事業となると、「市の予算が要らんのだったらやれば建設業者も潤うし良い事だ…」などと言うことがあります。
 どうなっているのでしょうね。
 どんな予算でも借金だし、付けは国民全部に回るのにねえ…

 それと、この先10年ほどで「日本国の人口」自体が急激に減少するのが分かっているのです。
 そんなことなんて頭にはないのでしょうね。
 昔ながらの「高度成長」「レジャーブーム」を夢見るのでしょう。
 
 「よう来てくれたのう…」
 「ようござったのう…」
 「ゆっくりしてってのし」
 「きいつけて帰らんしよ」

 「熊野古道」なんてそんなところじゃないんですか?
 まさに「物見遊山」に来た人たちで、「買い物ツアー」に来る人と違う心持なんですからね。
 「物を見、山で遊ぶ」

 「ええもんあったら、こうてってよ」
 「田舎の物じゃさかいに、口に合わんかもしれんけどのし…」

 全国どこでも一緒のような気の聞いたパッケージのみやげ物など求める人は「熊野古道」を歩きに来ません。
 そんなものの欲しい人は「名店街」で買います。
 と言うより…
 自分たちも「旅」に行って土産など昔ほど買わなくなっているはずです。
 それも「さもさもみやげ物」と言うようなものはね。
 それを人に売れると思うのでしょうか?

 黒服の客引きのような精神状態から抜け出して、素朴に客を迎える気持ちになった方が「熊野古道」が生き残れる可能性が大きいように思うのですがねえ…
 田舎にはその方が似合います。
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熊野市周辺地図です


by je2luz | 2010-07-07 11:08 | 熊野 | Trackback | Comments(3)
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Commented by 市民 at 2010-07-07 21:34 x
個人的見解はさておき、あなたは市会議員、、、その立場でどういった活動をしてるのか、そのレポを読みたい。
このブログで自慰行為に終始してるのなら、、それまでのことですよね。
あなたの意見は?
市会議員としての立場での。
Commented by je2luz at 2010-07-07 23:53
鬼の国物流の設立、道の駅の開設、物産振興会の立ち上げから外部の物産展への宣伝活動などをやった経験と費やしたエネルギーなどは理解していただけないでしょうね。
商才もないので中国に負けたり…
ただ、何家族かはかなりの年月食べていただきました。
理事全員ずっと無報酬で私財をつぎ込み続けています。
破産する前に、ほんの少しだけも社会貢献ができて良かったかななどと言っています。
 前回の議員活動なども実態を調べてからご批判ください。
 それと、いつも匿名では話が進めません。
 どうぞこちらにおいでください。
 
Commented by とあるボランティア at 2010-07-10 16:46 x
>>実態を調べてからご批判ください。


それは貴方にも言えることでは?


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