LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2010年 06月 24日

熊野の旅 山の学校 神上中学校

 日本の田舎には「田舎らしい学校」が一杯あったものです。
 木造で平屋建て…
 子供が窓から飛び出しても大丈夫…
 木枠の窓で隙間風がびゅうびゅう…
 でも、そんな田舎の学校でも子供の騒ぐ声が響き渡っていたものです。
d0045383_9421528.jpg

 これは「熊野市立神上中学校」です。
 教室の廊下側窓がサッシに変えられているのが残念なくらいの建物です。
 もう、大分前から使われていません。
 今は、神川小学校と一緒になって小学校の校舎を使っています。
 入学生徒の居ない年があるようになったのでは存続が無理ですからね。

 この学校のある神川町は、昭和の大合併で旧・神川村が熊野市になったところです。
 戦後の「熊野川総合開発」の一つ、「七色ダム」の膝元で、建設当時は労務者や技術者が入り込んで人口も膨れ上がっていたものです。
 今でも電源開発が建てた社宅が一部だけ残っています。
 労務者用の飯場などはありませんけどね。
 幹部用の社宅は「町営住宅」などと言う形で地元が管理したアパートになったりしています。
 少しでも過疎を止めようと言う努力ですね。
d0045383_95449100.jpg

 この「神上中学校」も何とか利用しようと色々やっているようです。
 校長室だったところではステンドグラスの工房があり、作品も展示されていました。
 一般向けの「ステンドグラス教室」も開催されているようですが、何しろどこからでも遠いんですよね。

 この学校も屋根を葺き替えたりしてはありますが、人の居なくなった建物と言うものは傷みが早いんです。
 これからどう維持するか…
 一般に思うよりはるかにお金も掛かるんです。
 事実上家賃の入らないに等しい文化活動ではとても維持できませんね。
 「学校財産」の内は維持予算が出ていますが、普通に使える「行政財産」に変更したらそれも来なくなります。
 市民のためでないものだったらどうするのか?
 そんなことを抜きにした事も多いですね。
 でも、壊すには忍びないし…
 「さくら祭り」のメイン会場をここに移したいなんて話もあるようです。

 


熊野市周辺地図です


by je2luz | 2010-06-24 10:06 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/11390202
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 二十四の瞳なら・・・      熊野の旅 山村らしい…紀和町 >>