今月も昨日の第一土曜日に市の広報誌が配られました。
人の動き
人口 20.134 (+63)
男 9.369 (+58)
女 10.765 (+5)
世帯数 9.966 (+64)
この+の数字は今年で最後です。
ほとんどがよそから来ている「近大高専」の新入生転入によるものだからです。だから、男に偏る訳です。
予定通り進行すれば来年の4月号辺りでは例年の卒業生による減のほかに在校生の転出によるものの減が加わります。
そして、この6月号で少し戻していた新入生転入の+がなくなります。
時の流れだし、子供が居ないのですから仕方ない話でもあります。
全国でこうした現象が起き、高校などの廃統合も進みだしているのですから、遠隔地の熊野によそからの子供に濃いというのも無理なところがあります。
さらにこの学校が出来た昭和37年などの「理工ブーム」なんてのはとうの昔に消えていますしね。
私自身が理工学部ですが、今で言う偏差値は文系の学部より高く、倍率も高かったのですが、三年生くらいになって社会が見えるようになってくると…
「結局はおめえらにこき使われるんだよな」と理工学部の学生が商学部の学生たちに言ったものです。
たしかに、仕事のやりがいや好みは別にして、ほとんどが現場のトップで止まる理工系に対し、社長、重役は文系が圧倒的に多いですからね。
夢追い時代の学生でもそうだったのですから、現実主義になってきたら進学段階で「しんどくて出世できないコース」は嫌われても仕方ないのかもしれません。
広報くまのの記事の中に…
『七里御浜海岸への車両等の乗り入れが規制されています』
と、言うのがあります。
これは「海亀の産卵」を保護する為のものです。
七里御浜を走る四輪駆動車のほとんど全部は遊びのものです。年中規制しても問題は無いほどですが、一応、産卵時期の 5月1日から9月30日までの規制になっています。
オートバイも規制対象になっています。
そのほかのときでも、砂利浜は砂浜よりタイヤがめり込みます。車重が重い四輪駆動車はノーマルのタイヤのままで入り込むとちょっとした傾斜が上れなくなります。気楽に出ないでください。
熊野市周辺地図です