LUZの熊野古道案内

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2010年 06月 05日

熊野の旅 諭吉さんには見えませんが…

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 これは昨日の古道通りを歩いていた集団です。
 珍しく10人ほどの大きな団体で、進む方向も一般の人とは逆で花の窟神社方面から松本峠向きです。
 昔で言えば熊野三山のお参りを済ませ、伊勢道を帰る姿ですね。
 
 熊野古道を歩きに来られる方の年齢はこれくらいのことが多いですね。
 昔の「萩・津和野」「倉敷」のように「ギャル」が賑やかに歩き回ると言う場所では無いですからね。
 かといって、昔の巡礼さんのようにご利益を頂きに来ているのでも無いです。
 お迎えが近づく年代になっても今の人は私同様「来世」のことをあまり考えませんからね。
 「来世」より「現世」の方が大事と言うのか、「現世」を生きるのに一生懸命なのか…

 一昔?二昔?前の観光地で、これくらいの団体さんが歩いていたら、手に手に紙袋をぶら下げ御土産を一杯買い込んでいたものです。
 でも、今、熊野古道を歩く人の手に「みやげ物」がぶら下がっていることはまれです。
 総延長何百キロにも及ぶ「紀伊山地の霊場とその参詣道」ですから、土産物屋を並べることも出来ませんしね。
 年間15万人だとか、延べで50万人だとか言っても、「那智山」「本宮大社」「速玉神社」「高野山」「金峰山寺」などの神社仏閣以外はこのお客さんを紀伊半島と奥吉野の山にばら撒くのですからね。
 それに、このスタイルで、「さあ、歩くぞ!」と言う気構えの人に「買い物せよとはご無体な…」と言うことでしょう。

 かくして、観光客の人が諭吉さんには見えてこないようです。
 せめて「桐」の図柄の硬貨くらいに見えるようにあればよいのですがね。
 「桐の図柄」は500円です。

 


熊野市周辺地図です


by je2luz | 2010-06-05 09:39 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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