LUZの熊野古道案内

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2010年 05月 19日

熊野の旅 町の人と村の人

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 丸山千枚田の田植えイベントに集まっているのは地元の「保存会」の人と市の職員以外は、地元の人でも「町の人」です。
 大人の人の中には子供の時に田舎で育った人が混じっているだけです。
 不思議なことに、一度も田舎で生活したことの無い人でも、このような景色を見ると「懐かしい」と思うようです。
 いわゆる「原風景」と言うやつでしょうね。
 この集合場所の傍には観光用の「水車」があったのですが、今は回転部分が外されて水車になっていません。
 取って付けたような相した施設でも「田舎らしい」と町の人には受けるのですけどね。

 こうした町の人を受け入れるためでしょうね。千枚田全体が恐ろしく綺麗に草刈されていました。
 石垣に植えられていた「茶ノ木」まで綺麗さっぱり刈り払われていました。
 そろそろ「まむし」も出てくる季節ですから、草叢を残すわけには行かないのでしょう。
 まさか危ない「草刈体験」をさせる訳には行かないでしょうが、一日しか来ない人には「丸山千枚田はすっきりした綺麗な場所」としか見えなかったでしょうね。
 ここで暮らす…暮らしてきた人たちの苦労はあまり感じなかったかもしれません。
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 「ビオトープ」とかいわれるような場所もわざと残してありますが、保存会の人には「普通のゲンゴロウ」「普通のおたまじゃくし」なんですが、興味を持って覗き込む町の人の口からは。「〇〇ゲンゴロウは居ないんですか?」などという質問が出ていました。
 地元の人の答えは…「ゲンゴロウはまだ一杯居ますよ」と言うものです。
 この辺りもかなりすれ違っていておかしいですね。
 私も田舎育ちなので「ゲンゴロウ」は全部「ゲンゴロウ」なのです。
 まあ、かえるは少し分類しますが、小さい頃は「ビキ」で済ませていましたからね。
 当然おたまじゃくしなんかは分類無しで「がえろご」でした。
 珍しく無さ過ぎてどうでもよかったのでしょうね。
 「町の人」と「村の人」・・・いつの時代も少しすれ違うのでしょう。

 


熊野市周辺地図です


by je2luz | 2010-05-19 11:34 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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