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LUZの熊野古道案内

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2005年 06月 28日

熊野の旅 紀勢線 新宮駅

 紀勢線は昔、紀伊木本駅(現熊野市駅)と尾鷲駅の間が完成せず、東西に別れていました。
 その線路がつながって和歌山-亀山の間・・・紀伊半島をぐるっと廻る『紀勢本線』が完成しました。
 そして、国鉄民有化のとき、この線は再び二つに分かれました。
 この新宮駅から和歌山までは『西日本旅客鉄道』の路線になり、三重県側は『東海旅客鉄道』の路線になったのです。
 新宮駅はかつて機関区や客車区のある、巨大な駅でした。構内では入れ替えようの小型蒸気機関車が走り回り、待機中の蒸気機関車が薄い煙を上げている活気あふれるものでした。
 今では西日本側は電化され、列車も電車になり、機関区などもなくなりました。製紙工場への引込み線の廃線など、随分小さくなりましたが、紀伊半島の鉄路の拠点には変りありません。東海側の列車もここから出発しています。
 駅前にはバスターミナルがあり、その先に、先日の『徐福公園』が見えています。
 この駅からは、戦争前でも鉄路門司まで行き、連絡船で朝鮮半島経由、満州・中国へつながっていました。
 徐福さんも志なかばで、この異郷の地でなくなられたとしたら、機関車の汽笛を聞くと、『今の時代ならすぐに帰れるのにな・・』思ったかもしれません。
 彼のふるさとはカラーの良く似合う風土だったのはずです・・・この門のように・・・
 今は、石像になってふるさとのほうを見て立ちつくしています。
 新宮駅の駅弁は『めはり寿司』『さんま寿司』です。
 めはり寿司は高菜の漬物でご飯を包んだ素朴なもので、紀州全域で食べられるものです。
 さんま寿司は熊野灘でとれる油の落ちた小ぶりなさんまを使った姿寿司で、これも紀州全域で作られています。そして、その寿司用の最上のさんまは熊野市遊木町で水揚げされた棒受け網のものとされています。
 紀州全域食文化は良く似ています。駅弁には無理ですが、鮎やさんまの『なれ寿司』もあります。市内の料理屋さんで食べられる時もありますから探されては如何でしょうか。これは、発酵させた物ですから癖があり、誰でも食べられると言うものではありません。琵琶湖の鮒寿司のお好きな方ならうなる一品です。まあ、機会があればチャレンジしてみてください。


 どこと無く淋しげな徐福さんの石像と中華風の公園入り口の門。
カメラはミノルタα7700i コシナ19mm~ズーム

by je2luz | 2005-06-28 09:56 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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