LUZの熊野古道案内

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2010年 05月 10日

熊野の旅 持続・継続

 今日の新聞記事に紀北町下河内地区で産品の直売所がオープンしたと言うのが出ていました。
 この集落は山間部で三世帯五人が暮らしているのだそうです。当然のように全員が65歳以上です。典型的な限界集落ですね。
 集落の消滅を恐れた住民と地元を離れた有志など60人ほどで7年ほど前に「下河内の里山を守る会」を作り活動しているのだそうです。
 その頃は会員も全員7歳若かった訳です。
 ここも昔には旅館まであったところらしいです。
 交通が不便だった頃には日本中の田舎にも旅館と言うものがあったのです。
 道路がよくなって一番先に消えたのが田舎の旅館でしょうね。

 このような活動は時々取り上げられますが、「地域活性化」「地域再生」には繋がらないものが多いですね。
 今回の施設も「蕎麦打ち体験」も出来るようですが、営業が毎月第二月曜日だそうです。
 生きがい対策、人の輪作りには良いものですが、その先にあるものは…
 飯が食えない事業ですから後継者など作れません。
 せめて林業がまともなら副業で暮らせますが…
 現有勢力が元気なうちは生き生きと活動するでしょう。
 田舎でのこうした事業は持続・継続するのが大変です。
 「産業」ではなく「福祉」と捕らえた方が正しいような場合もあります。
 でも、それでは寂しい…
 だから「産業」「地域おこし」として取り上げるのでしょうね。

 この辺りでも、国道311号線沿いなどに一杯ある「産直」の小さな小屋?箱?も持ち主が居なくなって崩れてゆくものも出ています。
 寂しい光景ですね。

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熊野市周辺地図です


by je2luz | 2010-05-10 10:37 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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