LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2010年 04月 05日

熊野の旅 田舎らしい出し物

 日本中、どこまで行ってもイベントと言うと「和太鼓」がありますね。
 賑やかなのとどこにでも集団があるので出演依頼をしよいからでしょう。
 あとは「よさこい・ソーラン」の類でしょうか?これも増殖しましたから…
 「神川さくらまつり」でもそうした出し物が並んでいました。
 「子供太鼓」や「子供ソーラン」などにまじって「子供アフリカ踊り」なんてのまでありました。
 なんだか子供に入れ込んでいる親御さんが増えたようです。
 「学芸会」が全てだった時代に比べると、半分芸能人のような子供たちです。

 そんな中で、会場の隅っこでは「田舎らしい出し物」もあります。
 その一つが写真の「アマゴ釣り」です。
 夏だと「アマゴつかみ」になるのですが、まだまだ寒くて水に入って追い掛け回す訳には行きませんから「アマゴ釣り」です。
 釣りと言っても「えさ」のある釣りではなく、引っ掛けて釣り「上げるものです。
 集団で泳ぐアマゴの真ん中に仕掛けを沈め、アマゴが針に引っかかったら引き上げるものですが、小さなアマゴでも口に針が掛かっているのではないので中々上がっては呉れません。
 でも、のんびり釣り糸を垂れて…なんてのではないのでイベント向きです。
 動物愛護団体が見たら怒りそうなやり方ですけどね。
d0045383_925174.jpg

 このアマゴは隣の「育生町赤倉」から運んだものでしょう。
 店番していたのは、「神川町」の男衆です。
 普通なら「お年寄り」なのですが、おそらく神川では中堅どころでしょうね。

 かつては三重県南牟婁郡神川村と言う自治体で、「七色ダム」の工事中の時には飲み屋も映画館もあったところなのに、今の人口は400人を切っているようです。
 今でも電源開発の用地がたくさん残っていて、この「神川さくら祭り」の会場もその一つです。
 「神川ディケアセンター」なんてのも電源開発の建物だったものを使っています。

 「七色峡」と言う秩父の「長瀞」のような峡谷をダムで殺されてしまい、村の中心を電源の社宅などで占領されたのですが、今ではその電源の遺産で体面を保っているようなところもあります。
 あと何年この「さくら祭り」がやれるのやら…
 まさに村民総動員ですからね。
 でも、手作りが消えてきたら、住民がそっぽ向いたイベントになるでしょうね。




熊野市周辺地図です


by je2luz | 2010-04-05 09:41 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/10934360
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 速報 新・飛鳥小学校開校      熊野の旅 こんなお祭りでした >>