昔、映画館では「ニュース、予告編に引き続き、本編〇〇を上演いたします、上演時間は…」などと言うアナウンスが流れたものです。
さしずめ、昨夜はそうした感じでした。
夕方の「広報熊野」の放送では、『今夜7時ごろより鬼ヶ城東口付近で熊野大花火大会の試し打ちを行います。危険ですから付近に立ち入らないでください』と流されました。
そして、段々暗くなって…
映画館と違って、その時間が長いので忘れかけていたら、「ドカン・ドカン」と音がし始めました。
あわててカメラを用意して三脚に取り付け、前の浜に出ました。
昨夜は暖かだったので我が家の前の浜の出口にも10人ほどの見物人が居ました。
試し打ちなので意図の分からない失敗作も含まれます。
写真のような豪華なやつもあります。
最近流行の、色んな形になるやつに失敗作?が多いようです。
姿勢制御が出来なくて水平に開いちゃうものもありますからね。
うまく開かなかったら、若手の花火師などは悔しいのでしょうね。
昨日は3月17日、本番は5ヶ月先の8月17日火曜日です。
こうした新作は今からまだ改良されて本番に備えるのです。
熊野は試し打ちをするにも場所の確保がしよいので地元の花火師「わだかん」さんだけではなく他のもあげているようです。
こんな風に、ミニ花火大会のようなものから、予告無しで花火師さんの工場から近い有馬海岸で試し打ちする小規模なものまで年に何回か花火の音がします。
この辺の人は慣れっこになっていて中々見に出てきません。
大体、数発なんてのだと音が聞こえてからでは遅いですしね。
昨夜の試し打ちは数も多かったし、色花火が多かったです。
近年は明るくて長く光っている白い花火が増えているのですが、やはり本当の美しさは色のある花火だと思います。
動かない写真を撮るものにとっては色花火が増えるとありがたいのですが…
もう、宿は取れないでしょうが、6月からは「伊勢自動車道・紀勢自動車道」が無料になるとか…
ぜひ「熊野大花火大会」においでください。
国道42号線はお昼ごろには混み始めますからうんと早めのスケジュールで走ってください。
熊野市周辺地図です