喫茶店と言うものがすっかり減ってしまった時代ですが、木本にもぽつぽつと小さな喫茶店は残っています。
田舎の店は自分の家を改造したりしたものが多いですし、小さくて本当に家内営業みたいなのですから維持できると言うこともあるのでしょう。
そんな喫茶店の一つが『栞・しおり』です。
この店は本町通り・記念通り・国道42号線と言った幹線ではなく、それを結ぶ細い道に面しています。
地元の人の日常の道と言うものに面していますから、よその人が通ることは非常に少ないです。
目立たない通りで、さらにこんな風に一般民家の前を引っ込めて作ってあります。
看板もこんな風です。
きっちり場所を教えておいても見つけられなくて通り過ぎるようなお店ですね。
こんな目立たないお店ですが、木本高校の学生などがよく使ってきた店です。
若いウエイトレスが居る訳ではないのですが、随分長い間高校生が使ってきたようで、我が家の男の子が帰ってくると顔を出しに行くようです。
取り立てて何も無いお店で、ママさんもおばちゃんなのですが…
かといって、隠れてこそこそ出来る店の構造ではないですし…
ママさんの人柄で続いているのでしょうね。
もし探されるのなら、石畳の本町通り三丁目、時々ブログにも出てくる「丸田商店」と言う雑貨屋さんの脇を20mほど下った右側です。
しっかり覗き込みながら歩かないと通り越しますよ。
まさに隠れたお店です。
熊野市周辺地図です