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LUZの熊野古道案内

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2009年 12月 14日

熊野の旅 地元学? 2

 一昨日に続き、昨日も「地元学」みたいなのに遭遇しました。
 昨日のは「紀南ツアーデザインセンター」で開かれていました。
 中身は『古事記』についての勉強会でした。
 熊野信仰は古事記だとか日本書紀の時代からのものですから、古事記も「地元学」になりますね。
 昨日が最終回だったようで、センターには大勢の聴講生の方が集まっていました。
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 参加している顔ぶれが少し違いますが、年齢層は同じくらいですね。
 テレビなどで見る、考古学の現地説明会なども昔からこんな年代の参加者が多いですね。

 「温故知新」なんてのは若い時から心得てゆくとすごく役に立つのでしょうが、どうも、人間と言うのは先が見える頃になって、ようやく、こういう気持ちになるようですね。
 若い時からこうしたものに興味を持つのは「変わり者」に多いですからね。
 私の従兄弟にもそうした「変わり者」が居ましたけどね。
 そうした人が、「地元学」を伝えてゆくわけです。
 でも、生まれ育った人間のほとんど…大学まで行ったら全部に近いほど他所で生活するようになります。
 本格的に「地元学」を積み上げてゆく人材も減る一方ですね。
 田舎では、こうした人のほとんどは学校の先生です。
 一昨日の語り部さんも昨日の講師の方も学校の先生でしたね。
 大学が近くにないので本格的に「地元学」で飯を食ってきた人は居ないわけです。
 教壇に立ち、子供と遊んだりしながら、余暇を積み上げて「地元学」をやってきた人達ですね。
 
 こうした講座などの聴講生の年配グループの中に、ぽつんぽつんとそこそこ若い人が混じっていたりします。
 そうした人が、貴重な「地元学後継者」なのでしょうね。
 私などは到底駄目です。
 面倒なことは嫌いだし、筆で書かれた難解な文字が判別できません。「いろは」すら分かりませんからね。
 活字にしてくれないと駄目と言うことは、新しい物は見つからないと言うことですよね。
 「四畳半ふすまの下張り」なんてものが出てきても、読めなきゃあ面白くも犯し無も無いですからね。
 エジプトの象形文字より難しいくらいかもしれません。辞書以前の問題ですね。

 「伝承」と言う伝え方がすっかり途絶えてしまっていますから、こうした民間の愛好家に頼るしかないのでしょうね。
 かくして、色んなことが忘れられて行き、たかが半世紀ほど前の史実でも消えるわけです。

 こうしたことの予告なども、「紀南ツアーデザインセンター」のHPにも出るのだと思います。
 http://homepage3.nifty.com/kinan-tdc/index.html


熊野市周辺地図です


by je2luz | 2009-12-14 11:03 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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