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LUZの熊野古道案内

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2009年 12月 12日

熊野の旅 災害復旧と世界遺産

 熊野古道の『松本峠』が台風によって壊されてから二ヶ月になります。
 崩壊が進むとか、近隣に被害が及ぶとか言うようなものでは無し、余程おっちょくちょいでなければ、落ちることも無いような現場なので一向に復旧工事に掛かりませんね。
 人力だけで復旧できるものではないので、工事に掛かれば我が家の庭先から確認できます。
 どうやら、年を越してからのようです。
 「世界遺産」ですが、重要な道路ではないですからね。
 「市道」に登録したのでしょうかね?「赤道・あかみち」見たいな物ですからね。
 「国道」「県道」「市町村道」「農道」「林道」など色んな道があり、こうした災害の復旧もそれぞれの予算でやります。
 そもそも、「世界文化遺産」って、どこの管轄になるのでしょうね?
 「遺産」はユネスコが指定するので全体としては「教育関係」???
 でも、個々の建物やこうした道路などは違うでしょうね。
 便乗工事も色んな部署がやったりしているようですから…
 それに、そんな時以外は勝手にいじっちゃあいけないのが「遺産」でしょうからね。
 新しい橋が架かり、景観が壊れるということでドイツでは「世界文化遺産」を外すとか…
 縦割り行政のお役所ではこの管轄が大きな意味を持ちますからね。
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 災害が起きてすぐの時に比べると手すり代わりのロープが丁寧に張られています。
 夜道を歩く人も居ないですから、まあ、これで十分でしょうね。
 でも…
 今の時代、こんなところで転んで落っこちても「管理責任」を叫んで慰謝料を請求する、人間に出来ていない「巡礼」も居るかもしれません。
 いや、「巡礼」ではなく「観光客」ですね。
 「巡礼」は自分の意思で苦労を買って出るのですが、「観光客」は「おいで下さい」と宣伝して来てもらっているのですからねえ…「客」ですよね。

 まあ、こんな状態ですから、怖いような崩れ方はしていません。
 熊野古道に指定されている山道では、もっともっと怖いところが一杯ありますからね。
 木のほうはもう切り刻んでしまいましたが、ひっくり返った大木の株はそのままです。
 風の力の大きさを実感できる光景でもあります。
 江戸時代末期から明治の初期に植えられた木でも一風吹けば…
 大きな船でも一風吹けば…
 今なら、そんな風の力の大きさを海と山と両方で見られます。
 例の「ありあけ」も松本峠から見えます。
 直線5Kmほどですから巨体がはっきり確認できますね。
 午後からは逆光になり、光る海に黒い影が見えています。
 でも、広い景色の中では、小さなものです。 
 神々の力の前では人間なんて…
 と、言うことなんでしょうね。


熊野市周辺地図です


by je2luz | 2009-12-12 11:46 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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