LUZの熊野古道案内

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2009年 12月 06日

熊野の旅 こんな列車も良いでしょう? 紀勢本線

 「紀勢本線」は最近では「本線」をつけないで呼ぶことが多くなっています。
 まあ、「東海道本線」でも「本線」を付けなくなっていますからね。
 こまかいローカル線が廃線になったり、第三セクターの鉄道になったりして、路線が減ってしまい、昔の本線ばかり残ったと言うのもあるでしょうね。
 「紀勢本線」も昭和34年に全通していたから廃線とか三セク移行しないで済んで居ますが、繋がっていなかったらどうだったでしょうね。
 繋がっていても国鉄の最後の頃には「廃線論」があったのです。
 『乗って残そう 紀勢線』などという運動があったくらいですからね。
 繋がっていなかったら、多分、三セク鉄道でずっと廃線がちらついているでしょう。
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 この「紀勢本線」、この写真は今はJR東海、旧国鉄『紀勢西線』の「神志山駅」と「紀伊市木駅」の間です。
 「年中みかんが採れる町」をキャッチフレーズにしている、三重県南牟婁郡御浜町です。
 このあたりでは山と海の間が紀勢線沿線では一番広いところです。
 紀州は紀伊国屋文左衛門の頃から、「みかん」の産地です。
 紀勢本線は紀州に入ってからは、基本的に海岸線に沿って走りますが、ずっと、みかん畑がついて回ります。
 国道42号線もみかん畑が続きますが、国道より「家の裏」を通る鉄道の方が昔ながらの風景をとどめています。
 ことにこのあたりでは、汽車の窓から見ると手が届きそうなところにみかんがなっています。
 現に、列車が通過するときには風圧でみかんが揺れるほど近くに枝が出ていますからね。
 
 本当の『本線』になると、線路の周りの柵が頑丈になって、『来るな!』と言っているみたいですが、「紀勢本線」のように、ローカル線的本線だとそんなに大層に分離はされていません。
 東南アジアの鉄道のようにどこが鉄道敷地かわからないなんてことは無いですけどね。

 こんなのんびりした光景の中を走る紀勢線なのですが、この区間は珍しく直線が続くので、特急列車は風を巻き上げて走り抜けてゆきます。
 早くて空調も整っていて快適なんですが、およそ情緒なんて無いですね。
 『旅情』なんてのは、汽車が無くなり、客車も消え、夜行列車も無い時代では探さないと見つからないでしょう。
 今では、温泉場などのロケで「旅情」を作り出していますからね。

 でも、こんなローカル本線を普通列車で熊野の旅を白と言っても、今の時代には流行らないでしょうね。
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 カメラはソニーA350+シグマ10-20ズーム

熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2009-12-06 11:41 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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