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LUZの熊野古道案内

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2009年 12月 05日

熊野の旅 これくらいなら起こせるはず…

 近くで見れば確かに大きな船です。
 ごろんと横になって寝ていて、周りには世話をする係りや、垂れ流す汚物をふき取る係りが居て…
 すごく穏やかな景色なのに、面会謝絶のように近づけさせないようにしてあります。
 なんだか、隔離病棟みたいな感じです。
d0045383_11414.jpg

 油の流出が止まらないので、処理用の船がずっと中和剤などまいています。
 そして、船腹には台船が取り付いて燃料の抜き取りを行っていますが、いつまでかかるのか目戸が立っていないとか…
 こんなに近くで転覆している割に、油が岸に流れ着くのが少なくてすんでいるようですが、流れ着いた油に火が入れば船まで火も及ぶ可能性があり結構危険な状態です。
 このため、付近の海岸は全面立ち入り禁止になっています。
d0045383_11105086.jpg

 とにかく近いですからね。
 一枚目の写真は35mm(35mmカメラで52mm相当)、二枚目の写真は200mm(35mmで300mm相当)で撮ってノートリミングなのです。
 今でもほつぽつと見物人が居るようです。
 天気が良いときに見るときれいなだけで、危機感もなのも沸いてこない光景なんですけどね。

 船会社はこの船をここで解体したいようです。
 しかし、これくらいの船は浮き袋で起こすことが可能だと思うのですがねえ…
 おまけにほとんど無傷なんですから…

 ここで割ればかなりの量の油が流出しますね。
 今出ているのはほんの少しですがこんなものでは済まないでしょう。
 コスト的には解体する方が安いのでしょうね。
 しかし…
 船の構造で、引き起こす前に積荷を引っ張り出すことは難しいようですが、何とかならないのでしょうか?
 日本海と違って、今からの熊野灘は割合と穏やかです。
 「太平洋」の名前が付いたゆえんの穏やかな海です。
 冬の日本海ならそろそろ荒れ始めて、収まりが付かないでしょうけどね。

 船の底までこんなにはっきり見ることはあまり無いです。
 この船体には小さな水中翼も付いているんですね。
 フェリーと言う割りに、船体がスマートで高速型みたいです。
 安定より経済性や効率優先なのかもしれませんね。
 それにしても、きれいな船体です。
 でも、大きな災いの元になりかねない「女体」と言うところです。

 南牟婁郡御浜町神志山や三軒屋のあたりの人は、この船越しにご来光を拝むことになりそうです。
 なんとも厄介なことですね。

 カメラはソニーA350+ミノルタ81-200ズーム、ミノルタ28-85ズーム

熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2009-12-05 11:47 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
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Commented by ピロリン at 2009-12-06 20:17 x
様々な方面に災難な出来事でした。小さな水中翼はスタビライザーですね。クジラかイルカの前鰭みたいですね。色違いのシャチが横たわっているようです。お腹が赤くて背中が白い・・・。美しい曲線でクジラやイルカも女体を思わせるものがありますね。

傾いての航行もテレビで放映されましたが、戦争中はあのように走った軍艦が何隻もあったのだろうと想像したりしました。
Commented by je2luz at 2009-12-06 22:39
 いかにも小さなスタピライザーですね。
 船体もものすごくスマートで省エネ型なんでしょうね。
 モデルさん並にちょいともろいところがあるのかも知れません。


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