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LUZの熊野古道案内

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2009年 12月 02日

熊野の旅 模索中

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 上の写真は、時々登場する近所の魚屋さんです。
 元々、小売店ではなく、加工、卸売りの魚屋さんです。
 かつては毎日山間部は走り回っていた「移動販売車」がたくさん仕入れに来ていたところです。
 今ではその移動販売の車もほとんど廃業してしまい仕入れの車が列を作ることもありません。

 ここの魚屋さんの当主さんはまだ若い人です。
 小売用の店舗ではなくても、目の前を「熊野古道歩き」の人が歩きます。
 どこかの知事さんは「どげんかせんといかん!」と言いましたが、木本っ子ですから、「なんとかせなあかんにゃあ!」ということでしょうね。
 少し前から、作業場の前に染め抜きの日よけを付けていましたが、今度は立て看板を作って来ました。
 これだけやれば、ガイドブックを片手にわき目も振らず大急ぎで歩く観光客でも気が付くでしょう。
 「店」というより「加工場」ですから、少し前の人なら、「入っちゃあいけない」と思う感じですが、今ではテレビのロケ番組でこんな所へどんどん入り込むのでためらわない…逆に、「産直らしい」と喜ぶ人も増えているようです。

 木本の国道沿いにはもう一軒同じように加工業者が仕事していますが、そちらも今は直売をやっています。
 でも、物が物だけに中々立ち寄る人は居ないようです。
 そうですよね。
 そもそも、みやげ物が売れない時代ですし、熊野古道歩きの途中で「干物を買う」という発想にはなりにくいですからね。
 観光客の中で、頭の中に、「熊野のさんまの丸干しってえのを食べてみたい!」とか、「なんか旨そうな物は無いかしら?」なんてことがある人の足は止められるでしょう。
 純然たる「土産物屋」よりは、「旨そう」で「本場で買った」と言う気に成れますからね。

 昔と違い今では「小包」や「宅急便」が当たり前になっているので、どこの店でも発送してくれる時代です。
 家に帰って、あくる日くらいに「熊野のさんまの丸干し」でも焼いて食べながら、「松本峠」や「大吹峠」の話で盛り上がるのは楽しいことのはずなのですが…

 私はあまり土産などは買うほうではありません。
 現地で食事をするときは出来ればそこのものを食べてみたいとは思いますが、さもさもらしい「郷土料理の店」は敬遠してしまいます。
 「作られた郷土料理」の臭いがするような気がしますからね。
 何しろ素直じゃないですから…
 でも、学生時代でも、魚屋で買って新聞紙にくるんでもらった蟹なんぞを汽車の中でかぶりついたりしていましたね。
 それが一番旨いんです。
 本当は店先で「五平餅」や「イカ焼き」のように焼いてもらって、かじりながら歩くのが一番でしょうけど、それをするほど人が通らないですしね。
 「熊野古道・松本峠」に来た人が歩くルートは3本から4本です。
 まさに分散型の観光地です。
 「ここに集まる!」と言う場所もはっきりしませんから難しいですね。
 「定置網」や「ウナギもどり」のようにじっと待つしかないようです。
 それでも、上手に仕掛ける人と下手な人では差は出ますからね。


熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2009-12-02 11:23 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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