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LUZの熊野古道案内

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2009年 11月 20日

熊野の旅 紀伊長島は 4

 紀伊長島にはオランダばりのはハネ橋があります。
 向かい側にある「中ノ島」とを結ぶ橋で、奥深い湾の縁を回らなくて良いように歩行者のための橋を町の真ん中同士で結ぶように作った物です。
 海面からの高さを稼ぐのが大変なので、小さな伝真船以外の船が通るとき以外は橋の真ん中を開閉するようにしてあります。
 最初のは、板張りの橋で、本当に跳ね上がるようにしてあったのですが、老朽化と台風で駄目になり、架け替えが二度ほど行われ、今では大きな橋で中央部分が水平に巻き上げられて船を通すようにになっています。
 でかいですが、湾の入り口と奥には立派な道があるので車は通れないようにしてあります。
 何でこんなに立派な物を???という、公共事業の典型と言う規格の物です。
 しかし、歩行者にとっては無いと不便な生活道路です。
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 見ていると、結構渡る人が居て、熊野市の石畳の道、「本町筋」より多そうでした。
 「中ノ島地区」はそんなに大きな町ではないですが、典型的な漁師町の作りですから、ぶらりと歩くのも良いところです。
 今回は時間が無いので歩けませんでしたけどね。

 紀伊長島は漁業の町ですから、鮮魚の他に水産加工品の生産も行われています。
 水揚げ高とか、市場との近さ、知名度などどれをとっても「銚子」「焼津」などの足元にも及びませんが、地方ならではの手作り的な製品もあります。
 今回は「又吉屋商店」と言う町中の練り製品製造業者さんの見学が組み込まれていましたが、手作りの「てんぷら」が作られていました。
 この業種も、一時期は全国あちこちであったものですが、今では減ってしまって、スーパーで売っている『平天」とか『ちくわ』しか口に入らなくなりましたね。
 私が子供の頃には、熊野の国道42号線、熊野市駅に曲がる信号の辺りに、「てんぷら工場」があって、平天などを作っていた物です。
 戦後、ブームになった時期がありましたからね。
 「魚肉ソーセージ」と共に、水産品を蛋白源として食卓に運んだ功労者なのですが、いつの間にか脇役に追いやられていますね。
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 こんな物や水揚げされて魚などを口にしようにも、最早、長島の町中には食堂などが殆んどなくなっているようです。
 今流のお店は国道の方とかにありますから、町を散策していて、大衆食堂やうどん屋を見つけて、ちょいと入ってみようという訳には行かなくなっています。
 
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 こんな寿司屋のちょうちんがありましたが、営業時間とかは分かりません。
 開いていれば、紀伊長島のことですから、客の魚に対する口が肥えていますから、おいしいものが出てくるでしょうね。

 長島の観光は、ガイドブックのスポットを探してあくせくと歩くのではなく、ぶらりぶらりと町を歩き、その間にお寺や神社も見てくる方が楽しいでしょうね。
 立派なお寺と神社ですが、今のように旅行客が全国の町を訪ね歩くようになったのでは、それぞれが「すごい」かといえば、そんなものは殆んどのところにありませんからね。
 寺なら奈良・京都・大本山などに勝てないし、神社とて鎮守様は伊勢や出雲に勝てませんからね。
 町と一体としてみて初めて良さが分かるはずなのですが…
 こんな風な観光ガイドでは受けないでしょうね。
 でも、同じ日本国内ですから、走り回ってもそんなに変わったものはないですよ。
 少し、余裕を持って田舎を見るのも良いかもしれませんよ。

カメラはソニーα350+シグマ10-20ズーム


紀北町紀伊長島周辺の地図です
 

by je2luz | 2009-11-20 12:02 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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