LUZの熊野古道案内

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2009年 11月 12日

熊野の旅 伊勢と熊野

 伊勢では先ごろ「宇治橋」の掛け替えがあり、マスコミでも随分取り上げていました。そして、次は遷宮…
 狭い範囲に「外宮」と「内宮」があるので観光もしよいし…
 古くから観光地としては恵まれ、『伊勢の古市』と名をはせた歓楽街もありました。
 弥次さん喜多さんも伊勢参りはするけど…
 「サンマ」と「イセエビ」を比べるとイメージがねえ…
 「真珠」と「御浜小石」を比べても…
 「伊勢うどん」を「サンマの寿司」なら勝てそうですけどね。

 それでも、国鉄時代から『参宮線』はぱっとしませんでしたね。
 近畿日本鉄道が頑張って、伊勢湾台風のすぐ後から、狭軌を廃止して標準軌に改良し高速化したことも客離れを呼んだのですけどね。
 
 その伊勢では、目下、市長選の最中のようです。
 選挙の原因と争点は、前にも書いた、「セントレア・中部国際空港」と伊勢市を結ぶ海上アクセスの問題です。
 伊勢湾をはさんで反対側になる三重県からは、四日市・津・松阪・伊勢と至る所からフェリーが出る計画になっていました。
 三重県民、全部あわせても200万しか居ないのに…
 相手は飛行場です。そんなに用のあるところではありませんね。
 開港当時はマスコミがはやし立てるので、飯を食うために、風呂に入るために…出かけた人も居たようです。
 今じゃあ、飛行場自体の存続が危ないという状態です。

 何処の自治体でも、「費用対効果」なんて考えませんし、「作ることに意義あり」の頭がありますからね。
 さすがに、見込める地元人口が10万の「南紀飛行場」は実現しませんでしたけどね。
 紀宝町の辺りに作ろうと、結構真面目に運動していたことも知られていませんけどね。
 一時期はやったので覚えている人も居るでしょう…「コミューター空港」ってやつです。

 「伊勢神宮」と言う強い武器があっても、中々客は呼べないものです。
 伊勢駅前の元気がなくなってからどれ位になるでしょうね。
 私が小学生から中学生の頃は、伊勢の町には泊りがけの観光客がたくさん居て、「生姜糖」とか「水中花」とか「夫婦岩の入ったガラス玉」などの土産を売る店が並んでいましたね。
 隣の「二見」も伊勢参りの人で旅館は流行っていました。
 それが、いつの間にやら町は観光地的でなくなり、駅前は百貨店的なものが出来ていたのに。そのうちそれもなくなり…「内宮」の前など寂しい限りですね。
 駅もあるし、国道も走っているのに…
 クキクキっと曲がらなくてはならないので走りにくいだけ…って感じですね。

 伊勢でさえこれなんですから、「熊野三山」と固めて呼ばれても一日では見学できないほど散らばっているし、その「熊野三山」への「参詣道」でしかない『熊野古道』では、まとまった客が来るはずもないですね。
 伊勢のついでに那智山参り…
 これって、ついでになりませんね。
 その逆の「熊野のついでに伊勢参り」は少し現実味はありますけどね。
 でも、それも少ないのでしょうね。

 どうも、伊勢と熊野は客の取り合いっこがあっても、客の分け合いっこは余り無いような感じです。
 日本では長期バカンスってのが少ないし、そうした物も慣れていませんからね。
 表向きの取りっこではなく、各家々で勝手に行われている行き先決定と日程調整ですから、どうなっているのか分からないものですね。
 それに、日本中の世界遺産に世界中の世界遺産や景勝地がライバルですからね。
 なにしろ、東京から熊野三山参りするのと、ジャワの「ボロブドゥール」見物を比較すると、時間もお金も同じ位ですからね。

 「伊勢と熊野」と言うレベルではないようですね。

 ああーあ
 「やまとひめ」が伊勢なんかでおしまいにしないで、「天照大神」の収まる場所を、『もう一度だけ動かして。「熊野・有馬の地」にでも移してくれてあったらよかったのにねえ…
 「神武天皇」がやってくるより、「やまとひめ」が来てくれた方が、末代までありがたかったのに…
 最初が丹後の「籠神社」…途中に一杯「元伊勢」があって・・・「滝原宮」「伊勢の宮」…最後が「有馬神宮」なんてのだったら…
 タイムマシンで「やまとひめ」を口説きに行きましょうかね。
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         天橋立のそばにある伊勢神宮発祥の地「籠神社」





熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2009-11-12 13:00 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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