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LUZの熊野古道案内

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2009年 10月 30日

熊野の旅 冬の入り口

 季節感の乏しい南紀ですが、植物たちはせっせと季節を先取りして変化しています。
 温度の変化に反応したり、日の長さに反応したり、その仕組みは色々みたいですが、毎年同じ頃に同じような変化をしますね。
 昔の俳人などはそれをすばやく見つけ出して、一句ひねって仲間を感心させたりしたようです。
 我が家の庭にも昔ながらの冬の風情が出ているところがありました。
 行き場を失ってボイラー室の前に押し込まれた『南天』と『つわぶき』です。
 『南天』には真っ赤な実がなり、足元では『つわぶき』が真黄色の花を咲かせています。
d0045383_10482396.jpg

 どう言う訳か、冬の物って意外とカラフルなのです。
 この傍では『アロエ』が蕾を伸ばし始めています。
 違うところでは『椿』の蕾が大きくなってきています。
 花畑に向かない物が多いので目立ちませんが、日本の冬って意外と綺麗な物なのですね。
 寒咲き水仙ももうすぐ咲き始めますしね。

 銀杏の木が黄色く染まるのは12月下旬だったと思います。
 秋はそこまで終わらないのかな?
 京都や江戸を基準に季語だとか季節感が語られるので、この辺りとは随分ずれがあります。
 おまけに、私が子供の頃と比べても、冬は暖かくなっているし…
 今は太陽の黒点が異常に少なくて、その影響で少し地球が冷えてくるとか言われていますが、基本的には暖かくなって山間部の霜の景色も減ったようです。

 写真のような組み合わせは、この辺りの日本式の庭には良く見られたものです。
 でも、そんなささやかな『坪ノ内』と呼ばれる中庭もどんどんなくなっているようです。
 
 『つわぶき・石蕗』も若い茎や葉っぱは食べられるのだそうですが、この辺では海岸沿いなど結構生えているのに食べる習慣が無いですね。
 鬼ヶ城の辺りにも自生して一杯花を咲かせていたように思いますけどね。
 いかにも硬そうで食べられそうに無く見えますけどねえ…
 佃煮に化けたりすると、『キャラぶき』などという名前に化けるのだそうです。
 そんなハイカラな名前の食べ物は南紀の海賊・山賊の口には合わなかったのかもしれません。


 カメラはSONY α350+SIGMA ミノルタ80-200ズーム


熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2009-10-30 11:09 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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