LUZの熊野古道案内

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2009年 10月 26日

熊野の旅 ここにも過疎・老齢化の影響が…

 昨日、熊野市立木本小学校のバザーがありました。
 毎年なのかどうかは知りませんが、昔もやりました。
 会場は屋内運動場(講堂)、入場は自由です。
 二十年振り位に覗いて来ました。
 その頃の児童数は今の倍近く居たと思います。
 品物の出品は、回覧板で一般の町民にも募っていましたが、こんなのって積極的に協力するのはやはりPTAでしょう。
 そうなると、出品者の数も半減しているのでしょうね。
 福祉の方のバザーなんてのも耳にしたこともあります。
 協力してくれる人の押入れはどんどん空っぽになるでしょう。
 若い人がどんどん減れば結婚式の引き出物なども減ります。
 だいたい、地元での結婚式なんてほとんど無い位ですからね。
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 来場者は開場寸前には並んでいました。
 「行列のできる〇〇店」なんてのが無いところですから、少ないとは言え行列が出来るのは珍しいです。
 でも、この来場者も昔に比べると随分少ないですね。
 そして、会場の中・・・
 出品物もやはり随分少ないです。

 先日、どこかのバザーで大金が箱の中から出てきたとか報道されていますが、箱入りのものなんてのも少なかったですね。
 出品物で姿を消してきたのは、『砂糖』です。
 昔は砂糖が山積みされた物なのです。
 理由は、この辺では葬式の返しに昔は「砂糖」が使われていたのです。
 普通に売っている1Kg入りの袋を3個とか、はすの花など印刷した葬式用の箱に入れて持ち帰ってもらったのです。
 だから、色んな葬式に参る家では、砂糖を持て余していた訳です。そして、こんな時にどかっと出してくれた物です。
 それが、「葬儀屋さん」などが出来てきて、「香典返し」がビール券やお米券、商品券に変わって行ったのです。
 その方が重くないし、ありがたいのですから今では「砂糖」が返される事は無いですね。だから、バザーにも出ません。
 『砂糖は葬式で貰うもの…』と決まっていた常識が、『砂糖は安売りの時に買うもの』に変わったのです。
 結婚式の数や、七五三の数が減っても、今のところ、葬式の数は減っていないはずなのですけどね。

 田舎は、『少子化』ではないのです。
 『少子化』とは『産む子供の数が減って子供が減る』のです。
 田舎では、『子供を生める年齢の女の人が居なくなって子供が出来ない』のです。
 「少子化対策」をやってもほとんど効果が無いわけです。
 よく言う、『もう10年若かったら…』と言う冗談が、田舎では、『もう50年若かったら…』なんてことになります。


熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2009-10-26 11:38 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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