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LUZの熊野古道案内

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2009年 10月 17日

熊野の旅 木本神社秋の大祭 神輿 3

 お昼に神社を出発した『神輿』は夕方の浜出しと汐掛けを終えてから、また、延々と時間を掛けて神社に帰ります。
 各町内の出し物も、それに合わせて自分の町に帰ってゆくのですが、神社で解散ではなく、自分の町に付いた時点で解散ですから随分差があるようです。
 一番遅いのが『神輿』で、毎年、神社に帰って納めるのが丁度、夜中の12時ごろです。
 私の町内の新出町は祭りの先頭を「だんじり」を引いて歩きますから、朝の出立ちは一番早いのですが、解散も午後3時ごろになります。
 子供が居た頃でも、祭り当日は当たり前に夕食を食べ当たり前にお風呂に入ってと言う生活でした。
 そして、夜が更けてきたときに『号砲』が鳴ります。これは、「神輿」が無事にお宮さんに帰ったという合図です。

 このお宮さんにみこしが帰った時の様子は、私も木本で暮らして40年ほどですが見たことが無かったのです。
 町内の役員さんに聞いても見たことの無い人ばかりでした。
 そこで、今年は11時半頃にカメラを担いで覗きに行きました。
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 神社に着くと「神輿」はすぐ脇の宿所の前で休んでいました。
 休むと言っても、リーダーがハンドマイク片手に伊勢音頭を歌い続け、あまり休んでいると言う雰囲気ではないのですけどね。

 時間調整しているのでしょうか、十二時直前になると「神輿」は鳥居をくぐってお宮さんに入ります。
 ここまでは、二灯のストロボをくっつけて撮影してきたのですが、この先は境内での神事的な部分であろうと言うことで、ストロボを停止しての撮影に入りました。
 色温度の調整などなしでやりましたから、画面が赤くなっていますが、あえて、色を戻す事はしません。
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 境内で少し練ったあとで、神輿は下ろされ、拝殿の玄関口に押し付けられます。
 神輿の高さや幅が玄関の高さと同じくらいなので結構難しそうです。
 こうして、玄関に無理やり神輿を押し込むのは、この次の「神事」のためです。
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 こうして横付けされた「神輿」…神様の乗り物…から、神様が降りて『神殿』に帰られるのです。
 この神事では、『神様』…『御神体』が見えないように、みこしと『神殿』とを結ぶように白い幕が張られます。
 みこしを担いできた奉仕団の若い衆も、全員頭を垂れて静かに神様が渡り終えるのを待ちます。
 酔っ払っていて、ふらふらしていた者もこの時はきちんと立ち上がっておさまっています。
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 かくして、木本神社の祭りが万端、終了するわけです。
 この最後の瞬間が「締まっている」ので結構良いものでした。
 ただ、あまりにも遅いので、見物人があまり居ないのです。
 近所の人以外には、神社の役員さんとか以外の人は、若い女の子だけです。
 この若い女の子たちは、「神輿奉仕団」の嫁さんや彼女なんです。
 晴れ姿を見るのと、危ない神輿担ぎが心配で一日付いて回った女たちです。
 若い衆が一日頑張れるのも、この子達のおかげなのかもしれません。
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カメラはSONY α350+SIGMA24mm使用


熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2009-10-17 11:49 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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