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LUZの熊野古道案内

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2005年 06月 21日

熊野古道の周辺 飛鳥・流れ谷の里 1

 昨日の龍門山のふもとを抜ける八丁坂を越えると海抜300mくらいを流れる『大又川』沿いの集落に出ます。ここが飛鳥町小阪、旧飛鳥村大字小阪です。
 八丁坂を越えて今の道のりで9Kmほどです。歩く道はもっと短いです。
 木本町からは以前に出てきた評議峠(ひょうげ)を越えるとやはり旧国道経由で8Kmくらいでしょうか・・・今の国道で約9Kmです。ここも、昔の歩く道の方がはるかに近いです。
 私が子供の頃には映画館のある木本まで歩いてターザンなどを見に行ったものです。時代が時代なので映画賃を出してもらうのがやっとで『省営バス』の乗るお金など出してもらえませんでした。省営バスって分かりますか?昔、山手線を省線と呼んだものですが、それと同じで『鉄道省営バス』ですね。戦後になってもしばらくはそう呼ばれましたね。
 この様に小阪と言うところは山間ではあっても一山越えれば海です。更に、ここから道は二つに別れ、北に向かえば大台ケ原経由奈良に向かいます。東に向かえば矢ノ川峠経由で尾鷲・伊勢に向かいます。国道で言えば42号線は熊野・伊勢を結ぶもので、309号(169号)は吉野と結ぶものです。
 このようにここは交通の要所です。熊野古道は海岸線沿いのものが整備され指定されていますが、そちらは峠の数がものすごく多く距離も長くなります。評議越え、矢ノ川峠越えであれば峠は二つです。本当に陸路を歩いた人はどちらを通ったのでしょうね。
 海路を利用しながら行くなら海沿いですが・・・
 海岸の要衝の新鹿からも牛車時代に飛鳥との間に道を開設したほどです。海沿いはそれほど難路です。ただ、山賊に関しては分かりませんね。
 ここの大又川は尾鷲との境の山を源流にして、硬い岩盤の山に阻まれて、どこでも海に出られず、延々と一枚の山の裏側を流れ続け最後は熊野川となって新宮にそそぎます。
 この川筋をと呼びます。この周辺については次に書きたいと思います。
『流れ谷』

by je2luz | 2005-06-21 11:33 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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