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LUZの熊野古道案内

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2009年 10月 16日

熊野の旅 木本神社秋の大祭 神輿 2

 今は中々前に進まないとは言え、「神輿」がちゃんと「神輿」として町中を進みます。
 一時期、「担ぎ手が居ない」と言う理由で、「神輿」が台車に乗って巡行したことがあります。これでは、「神輿」ではなく「山車」みたいな物ですね。
 近年になって、担ぐように戻され、「神輿」が「神輿」に戻ったのです。
 『神輿奉仕団』は昔なら「親地町」を中心とする「木本の若い衆」で組織され、これに入ることが名誉であったものなのですが、今では木本では賄えなくなって、木本に遠のある若者で近在に住んでいる人に声を掛けて確保に努めてきていました。
 今年は「新鹿」からも参加していたようです。
 このようにして、「氏子に担がれて」と言うものではなくなっていますが、これは何も、ここ「木本神社」だけではなく全国あちこちで起きていることでしょうね。
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 じっくり時間をかけて、木本神社の社を出た「神輿」は午後4時頃に「新出町稲荷」に到着し、その境内で神事をしてからしばらく休憩します。
 奉仕団の若い衆たちは稲荷さんの正面にある出口から七里御浜に出て腹ごしらえをします。
 しかし、酔っ払っているものは飯どころではなく転がっていますね。
 この時間には順次到着した各町内の出し物の参加者も浜に出て、町内ごとに用意した酒と弁当で腹ごしらえをしています。
 これから先、自分の町内まで行進しなければならない長い旅が待っているのです。

 神輿は夕暮れになると「稲荷さん」から担ぎ出されて、浜に出ます。
 浜に出た神輿は波打ち際まで出て行き、潮水をかけて清められます。
 まさに、清めの『塩・汐』です。
 今年は波も静かで「汐掛け」もスムーズに行われました。
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 こうして海水で清められた「神輿」は丘に戻り、木本神社を目指して帰りはじめます。
 この岐路も台車で帰ったこともあるし、波打ち際を帰ったこともあるし、変更はあったようです。

 帰りにかかった神輿が巡行を終えて神社に帰るのは日付が変わる頃になるのです。
 出発から12時間と言う長丁場になる神輿なのです。

 最後に神輿がどうなるのか・・・
 木本の住民でもほとんどの人は見たことも無いし、知らないのです。
 私も40年ほどここに住んでいて、一度も夜の神輿は見ていませんし、最後の神社への「宮入り」の様子は知りませんでした。
 役町である新出町でも今の役員さんは誰も見たことも無かったのです。
 そこで、私がカメラを肩に夜11時半頃から木本神社に行って来ました。
 飲んだくれの感じの強い神輿ですが、最後はえらく真面目できちんとした神事を行っていました。
 その光景は、明日、掲載します。


カメラはSONY α350+SIGMA24mm使用


熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2009-10-16 11:14 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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