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LUZの熊野古道案内

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2009年 10月 14日

熊野の旅 松本峠 災いを福に・・・

 松本峠の倒木と道の破損はそんなに大層なものでは無いので割合と早く復旧工事がされると思います。
 道は直っても、杉の木を直す事はちょっと出来ないでしょう。
 私のブログの写真に何度も登場した杉の巨木が消えた後に何を植えるのやら・・・
 上の山を切って明るくなり、下の木も無くなって、この区間はすっかり明るくなります。
 丁度この場所は、七里御浜が良く見える場所です。
 峠から展望台に行ってきた人は、七里御浜から紀伊山地のすばらしい眺めを堪能してきているのですが、そちらに回らなかった人は、ほとんど見えない状態で山を降りています。
 この辺りで、木々の間に見え隠れするその風景は足元ばかり見て下っている人の目には入らないこともあります。
 しかし、この20メートルほどがすっぽり開けると、いやでも目に飛び込んでくるでしょう。
d0045383_10382588.jpg

 このように倒れた杉の木の先には七里御浜が見えているのです。
 復旧してもしばらくはこの光景が見えるようになります。
 なんだか、似つかわしくない物を植えなければ良いのですけどねえ。

 倒れちゃった物は仕方ないので、自然に出来た展望所だと思うしか無いでしょう。
 幸いなことにこれが原因で、「山腹崩壊」が起きる心配も無さそうですしね。
 それに、一番入り口の何本かは残っています。
 それより、今度の倒木の一つの要因になったこの禿山の方が気になりますね。
 木を育てる事はもう無いでしょうからね。
 国や県が買い取ったと言う話も聞きませんし…
 イベントひとつ分くらいで買えると思うのですがねえ。
d0045383_110484.jpg


 鬼ヶ城の遊歩道も破壊されたようです。
 随分長い間通行止めになっていて、ようやく通行可能になったばかりですが、、又、通行止めが始まったのでしょうね。
 資材の搬入も人力に頼るこの周遊道の復旧の方が大変でしょう。
 「松本峠」は「熊野古道」ですから予算も取りよいですが、「鬼ヶ城」は特別天然記念物ですから、手も加えにくいでしょうしね。
 昔は一段低いところに周遊道が設定されていたので、ほんの少しの波でも通れなかった物です。
 「飛び渡り」なんて難所には木で作った簡単な橋があっただけなのです。
 その当時から、そうしたものはすぐに流されていましたね。

 私が高校時代ごろにははっきりと人力で刻んだ遊歩道が見えていた、波に洗われる、「下の道」もたった半世紀足らずでほとんど見えないほど侵食されています。
 石英粗面岩?・・・砂岩のような岩なので、風によっても風化が進むのでこうなるのでしょうが、意外と早い物です。
 鬼ヶ城や獅子岩を刻むのも、気が遠くなるほどの長い年月でもないのでしょうね。
 人間にとって長いだけなんでしょう。

 訂正・・・
 写真にある倒木は『桧』です。



熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2009-10-14 11:01 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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