LUZの熊野古道案内

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2009年 10月 08日

熊野の旅 台風一過

 台風18号は午前二時過ぎにこのすぐ沖を通過してゆきました。
 ほぼ、正面、南側から直進してくる台風なので、近付く間の風向きが安定しません。少しずつぶれます。
 大きさは普通より少し大きめ程度です。
 昔の13号とか伊勢湾とか2回の19号とかを体感している者にとっては、決して強力な台風ではないのが来る前から分かっていました。
 波は静か、近付いても地鳴りもしない…
 そんなに大きなエネルギーは無いと言う証拠なのです。
 人間だからこそ、熊野灘と向かい合って生きてきたからこそ感じられるものです。
 昔の気象台にはこんな人間が一杯いたのです。気圧計が変わる前に分かる人が…
 でも、東京の偉い人を説得できるデータが無いんですよね。
 今の気象庁はデータだけ…
 おまけに台風のデータは一時間に一回だけ、それも50分遅れで発表するのですよ。
 遠くの海の上にいる時はそれで良いですけど、目の前に来ても、上陸しても同じなんです。
 間違えて計算したデータを出すのが怖いんでしょうかね。
 まさか、紙と鉛筆で計算しているのではないでしょうね?
 でも、50分も遅らせたらあまり役に立たないんですよね。
 そのデータをいただいて、ひたすら繰り返すテレビの台風予想はほぼ1時間半から2時間後れのニュースなんです。
 困った物ですね。
 四方から風を受ける我が家でいると、近付いた台風の位置は体感できます。
d0045383_8294398.jpg

 今回の18号台風は、「返しの風」が強かったですね。
 来る時の雨は大したことなかったのに、本来空っ風になるはずの返しの風が猛烈な雨とともに吹きました。
 建築以来37年・・・
 海の側のサッシから雨水が風で押されてオーバーフローした事は何度もありますが、裏側、西向きの窓から風圧で水が逆流したのは初めてです。

 普段と違う方向からの風が強いと、風速の割りに倒れる木などが増えますね。
 木も逆から吹かれるのには慣れていないので、根の張り方が違うのでしょうね。
 屋根瓦も海岸筋では東側の家のが道に落ちるのですが、今回は西側の家の瓦も美智に落ちていました。
d0045383_8431041.jpg

 それに、風台風はこんなものも空から降らせますからね。
 雨台風は来てからでも外の見回りが出来ますが、風台風は外に出るのは命に関わります。
 庭で音がしようが、何かが当たろうが、自分ちのバケツが飛んで行く音がしようがひたすら家の中で無事を祈るしかないのです。
 こんなのが降ってきたら、ヘルメットなんてほとんど役に立ちませんからね。
 頑丈な鉄骨と屋根のおかげで私の車は無事でした。

 あちこち細かい被害は出ていますが、人的な被害の出ない地域なのでその面では安心です。
 いや・・・
 安心できないかな?
 わざわざ、波を見に行ったり、川を見に行く人もこの辺でも居ますからね。
 今回は夜でしたからその人種は出なかったでしょうけどね。

 波は堤防までも届かなかったですね。
 堤防に当たると、我が家が地震並みに揺れますから…
 道路はほとんど全部通行止めになりましたが、やはり熊野は雨に強いです。
 洪水で流されたり、土石流で埋もれてしまう 旅館は無いと思います。
 こちらに来れれて台風に出くわしても、安心して中に篭っていて下さい。
 よく降るし、よく吹きますが、命までくれとは言いませんからね。


 カメラはSONY α350+SIGMA スーパーワイドII 24mmF2.8使用


熊野市周辺地図です


by je2luz | 2009-10-08 08:57 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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