LUZの熊野古道案内

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2009年 10月 01日

熊野の旅 今度は無形文化遺産か…

 世界遺産はユネスコが各国の申請を受けて審査して決めているものです。
 「熊野古道」は『世界文化遺産』で「知床」は『世界自然遺産』ですね。
 「国宝」「国立公園」みたいな感じでしょうかね。
 今度ユネスコが考えた『無形文化遺産』は「無形文化財」に当たる物のようです。
 もうすぐ決まるらしいですが、日本からはどっさり申請をだし、13件もの登録が内定したそうです。
 全世界で75件でそのうち13件が日本だそうです。
 まさに、『世界遺産ラッシュ』ですね。

 戦前から始まった「国立公園」に始まって、日本中にお墨付きをばら撒いてきた日本の観光行政も国力が少し付くと、世界のお墨付きを分捕ってくるようです。
 『文化遺産』『自然遺産』『無形文化遺産』・・・日本中に『世界遺産が散らばります。
 まさに、国立公園・国定公園・リゾート法・・国宝・無形文化財」指定などと一緒で、指定があっても『それがなんじゃ?』と言われる状態にするようです。
 
 指定されるのは私でも知っている、『京都の祇園さん』もありますが、他の12はどうも知らないやつのようです。
 野次馬だけど文化人では無い私には縁の無い芸能関係のようです。
 「雅楽」を始めとして、神楽なんてのが多いようで、日本地図で言うと、寒いところが多いようです。
 南の方のおおらかでどうでも良い気質のところでは中々そうした芸能や民芸品が伝承されにくいようです。
 「祇園祭の山鉾ー京都」 「アイヌの古式舞踊ー北海道」 「雅楽ー???」 「小千谷縮・越後上布ー新潟」 「石州半紙ー島根」 「早池峰神楽ー岩手」 「秋保の田植踊ー宮城」 「大日堂舞楽ー秋田」 「日立風流物ー茨城」 「チャッキラコー神奈川」 「題目立てー奈良」 「奥能登のあえのことー石川」 「こしき島のとしどんー鹿児島」
 だ、そうです。
 幾つご存知ですか?
 これから先の申請は一ヶ国で幾つと制限しようと言う動きがあるらしいですが、ほうっておくと日本にはこんな斧はごろごろあるでしょう。
 盆踊り?だけでも、「郡上八幡」「小原風の盆」「阿波踊り」・・・熊野市にだって市の指定した無形文化財の「ジャジャック盆踊り」があり、日本の田舎にある集落の数だけありますね。
 外人の目から見るとここの単調な「やっさのせ」でもものすごく新鮮で面白いらしいです。
 何処が先に売り込んで見せちゃうかみたいな感じになりかねませんね。

 にしても・・・
 来年にはこれに指定された『世界無形文化遺産』の行事の時には、取材陣や野次馬や文化人が押しかけてとりあえずは人出が増えるでしょうね。
 ポスターが話題になった祭り同様一時的にどっと人が来る…図式でしょう。
 でも・・・
 徳永の歌では無いですが…
 祭りの人出から離れたり、人出が引いていった後の寂しさは計り知れないものですよね。
 そして、残るのは…ゴミと受け入れ準備に使ったお金の借金だけ…
 そうならないことを祈ります。

 無形に近い『紀伊山地の霊場とその参詣道』と言う広大な世界遺産がありながら、その中には『無形文化遺産』に指定されるものがなかったんですね。
 いや…日本中あまねく平等に散らばらせなくてはならないので…ここは遠慮しないとねえ…
 すごい陳情合戦があったのでしょうし、これからもあるのでしょうね。
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熊野市周辺地図です




 

by je2luz | 2009-10-01 12:42 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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