人気ブログランキング |

LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2009年 09月 30日

熊野の旅 賑やかな防災無線

 熊野市には他の自治体同様、「行政・防災無線放送」があります。
 地形が複雑で広大な山間部に家が点在するので放送設備も大変ですし、電柱の上につけたスピーカーではとてもカバーできません。
 当初からそうした家には個別受信機が設置されました。
 そして、最近、希望者には小型のラジオ兼防災無線受信機が1000円で販売されました。
 当初の富士通が調査し、松下が設置した時から膨大なお金が掛かりましたが、その後からも個別受信機や保守点検などものすごくお金のかかる施設です。

 この放送によって人命が少しでも助かるなら安いともいえるのですが、少々問題もありますね。
 放送設備の点検もかねて、この放送網で平常時にも毎日、「広報熊野」が流されます。
 行政側のニュースなどを流してくれるのですが、皆さんの耳に良く聞こえるのが…
 『金払え!』なのです。
 「市県民税」「固定資産税」「国民健康保険税」「介護保険」…納付期限が年に難解もあるし、税金相談から税金申告…大切なことなんだけど、全部。「金払え!」と、聞こえちゃうんですね。
 まあ、役所が「金やるぞ!」なんて言うのは「特別給付金」位のものですから、当たり前なのですけどね。

 最近、やたら増えたのが、「交通止めのお知らせ」みたいです。
 以前は観測設備のある『国道42号線』の交通止め以外は、崩れるまで通行可能の道が多かったのですが、観測施設もゲート施設も無い道路も閉鎖されるようになって来ました。
 国道でも観測設備の感度が良くなったのか、閉鎖が早くなった感じです。
 防災上仕方ないのですが、一度止めちゃうと完全に雨が止んで2時間経過しないとゲートは開きません。
 晴れ渡ってカンカン照りになっても曇っていても同じです。
 水を含んだ山肌は止んだあとでも崩れるのでこう決められているのです。
 目の前でゲートが閉まったり、通行止め電光板が点灯していたら、先に進まずゆっくり休める店を探すことが賢いやり方です。
 車を停めるにしても、谷の傍や切り取ったがけの下、積み上げた石垣や擁壁の上の道路は避けないと駄目ですね。
 山間部の道路ではそんな場所ばかりです。
 それでも、平野部の道路よりは災害から逃げよいかもしれませんけどね。
 あたり一面泥の海なんてありません。
 ピンポイントでやられるだけですからね。

 ずっと、天気が良くて、「金もってこい」の放送が耳についていたのですが、このところは『大雨警報』『道路の交通止め』が立て続けに放送されます。
 おまけに、今日は『津波注意報』まで流れています。
 今も放送中ですが『十二時半頃に最大50cm位の妻煮がくる可能性があるので、海岸には近付かないようにしてください…』とのことです。
 海は繋がっていますからサモア沖の地震でもこうして津波がやってきます。
 よその方にはほとんど関係の無い「広報熊野」などの行政無線ですが、たまにはこうした大事な「防災無線」に変わっていることがあります。

 全国多くの町ではこの施設があります。
 聞こえにくいことも多いですが、旅先でも放送の頭部分は聞いたほうが良いと思いますよ。
 などと言いながら、あまりにも近くにあるスピーカーがうるさくて困っていますけどね。
 家から15mほどでしょね。
 でも、この近さの大音量放送も台風の最中には内容は全く聞き取れません。
 我が家で聞こえないのですから台風時には99%の家では全く放送していることも気が付かないでしょうね。
 
 そして、1000円で購入した「防災ラジオ」の現状は…
 「金持って来い!」を聞きたくない…と言ってスイッチを切ったりボリュームを絞ったり…
 さらには電池が切れても入れ替えなかったり…
 困った物ですね。
 やっても構わないはずの、地元のイベントの予告や呼び込みはしませんね。
 その辺が「市」と「村・町」の違いなのでしょうかね。
d0045383_12173137.jpg

 この『松本峠』から見えているのが「木本町」と「井戸町」で市街地と言えるのはこれだけしかないのですけどね。
 そろそろ、この左手から津波がやってくるのでしょう。
 50cm位だとうねりにまぎれて分かりにくいのですが、うねりは内湾には来ませんが、津波は確実に入ってきます。
 『似て非なるもの』です。
 旅先でこんな放送があったら必ず、海の傍と河口付近からは遠ざかることです。
 わざわざ見物に行く人も居ますが、くっついては行かないでくださいね。


 カメラはミノルタ・オートコード・L



熊野市周辺地図です


by je2luz | 2009-09-30 12:29 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/10283516
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 今度は無形文化遺産か…      熊野の旅 田舎の学校 後がま >>