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LUZの熊野古道案内

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2009年 09月 29日

熊野の旅 田舎の学校 後がま

 今年は三つの小学校で運動会の写真を撮りました。
 そのうちに二校はこの運動会が最後になる学校ですから、児童も幼児も居なくても不思議ではありません。
 残りの一校「木本小学校」は熊野市のど真ん中の小学校で、かつては1500人の児童を擁し、熊野の小学校のトップだった学校です。
 ここの校長になって退職するのが紀南地区の小学校の先生の頂点だったわけです。
 しかし、何処でも起きる、古い町から新興住宅地への人口移動が昭和40年代当初から始まって、『ドーナツ現象』が起きてどんどん児童が減りました。
 東京や大阪でも真ん中の小学校が児童数減になり閉校したのも同じ現象なのですが、田舎の場合は『過疎』と言うおまけも付いていますから、パイが小さくなりながらのドーナツ現象だったのです。
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 木本小学校の運動会の会場をうろついても、午前中で行事が終了したとはいえ、併設されている「木本幼稚園」の園児がほとんど見かけられないし、離れているにしろ、うろちょろするはずの「木本保育所」の園児も少なかったです。
 つまり、少なくなった児童の「後がま」がもっと少ないってことなのでしょうね。
 その分、場内が静かです。
 人が居ればはしゃいで意味も無く大声を出したり、走り回ったりする『ガキ』が居ないのですからね。
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 昔ならこんな感じの子がごろごろ居て、騒ぎまわり、けんかはするは…だったのですけどね。
 もっとも、喧嘩の仕方を知らない今の「ガキ」に喧嘩をさせておくと、相手の息の根を本当に止めかねませんからね。何しろ、「リセット」したら動き出すと思っている子が沢山居るそうですからね。

 「ど田舎」以外では、地域と学校の関係はもう何十年も前から希薄になっています。
 だから、中途半端に町場の学校では地域と連携した運動会なんて考えもしないし、考えても最早出来ないですね。
 まだこの辺は田舎ですから部外者が運動会を見に行けますが、もう少し町になると、部外者はたとえOBでも『不審者』と見なされることもあるようですからね。
 そんなことしておきながら、「地域で子供を守ってください…」と言うのも少しばかり虫が良いような気もしますね。
 子供に声を掛けてはいけない条例を作ったところもありますしね。
 嫌な『風潮』ですね。

 『田舎に似合うガキ』も居なくなったけど、『田舎に似合う爺・婆』も少なくなりましたね。
 躊躇半端に『都会的な老人』が増えてね…


 カメラはSONY α350+SIGMA10-20ズーム使用


熊野市周辺地図です


by je2luz | 2009-09-29 11:21 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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