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LUZの熊野古道案内

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2009年 09月 28日

熊野の旅 運動会・青切りみかん

 今では運動会は9月の行事です。
 昔の田舎では運動会は10月の後半でした。
 運動会と言うのは村最大のイベントでしたから、農繁期の最中なんかに出来ませんでしたからね。
 その農繁期がうんと早まって、稲刈りの最盛期が8月なんですからね。運動会が一ヶ月余って早くなったのも頷けます。

 一ヶ月余って早くなって熱いからなのか、今の子供がひ弱いのか知れませんが、いつの頃からか運動会の時の児童の席にテントが張られるようになっていました。
 おまけに熊野市のような田舎では児童数が激減したのでテントにすっぽり収まる程度しか生徒が居ませんしね。
 それが、今年、中心部の「木本小学校」の運動会を覗いたら・・・
 「父兄席」までテントが建てられていました。
 イベント用に記念通りが買った出店等のテントなどをを利用したのですが、これまた、観客が減ったのでほとんどの客がテントに納まってしまっていました。
 大人もひ弱になったのでしょうかね?
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 昔はこの運動場で1500人もの児童の運動会をやったのです。
 両親(戦争遺児の片親も居ましたが…)やじいちゃんばあちゃん、果ては親戚まで集まってきたので運動場におさまりきらない人数になりました。
 見物席の場所取りは前の日では遅いくらいでした。
 そんな時にこんなテントを張ろうものなら、後ろが見えなくなるので暴動になりかねなかったでしょうね。
 昔ながらに本部席のテントも張られていますが、来賓席も空っぽでした。
 PTAの数も減っているのに、設営する設備が増えて大変でしょうね。
d0045383_12483294.jpg

 そして、ビデオカメラとデジタルカメラの列が出来ています。
 記録が残せるのでおじいちゃんおばあちゃんなどはゆっくり家で自分の孫の映像だけ眺めるのかもしれませんね。
 高倍率のズームが付いているビデオやデジタルカメラばかりなので観客席の位置から皆さんおとなしく撮影しています。
 私のようにワイド系のズームで撮っている人間って居ないんですね。
 これでやると、どうしても規制ラインを超えてしまいますしね。
 山間部の時はフリーで中に入りましたが、ここは一応町の学校なので遠慮して、一般参加競技の時だけ入り込んで少し撮ってきました。
d0045383_1254051.jpg

 こんな位置での撮影をする人間が増えたら大変ですけどね。
 例によって、「別嬪に撮らんしよ!」などと、走っている人に声を掛けられながら撮ってきました。
 『市の中心部』といってもここは田舎ですから、私の顔を知っている人がほとんどですからこんなのが出来るのですが、人が減っているのに段々こんな部分は減ってきているようです。
 田舎のややこしさが消えるかわり、田舎の良さも消えますね。
 私などは最後の田舎のカメラマンなのかもしれません。

 昔の運動会の時には、運動場の隅や学校の外に露天が出来て、綿菓子などの他に『青切りみかん』を売っていた物です。
 私の子供の頃には運動会が10月末なのに、今のような「ハウスみかん」は無いし、品種改良も進んでいなかったので、ほんとに『青切り』で、酸っぱくて震い上がるようなものでしたね。
 でも、私の中には、『運動会=青いみかん=酸っぱい』の公式が存在します。
 それと、『運動会=重箱=寿司=揚げの寿司・サクラデンプの入った海苔巻き』と言う定理もあります。


 カメラはSONY α350+SIGMA10-20ズーム使用


熊野市周辺地図です


by je2luz | 2009-09-28 12:24 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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