LUZの熊野古道案内

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2009年 09月 26日

熊野の旅 くつろぐ 紀南ツアーデザインセンター

 今では少なくなった、「縁側」・・・
 でも、これは日本の原風景の一つでしょう。

 縁側が本当に似合うのは『田舎』なんですけどね。
 『田舎』と言っても、人口が少なくて都から遠い…というだけではなく、家がぽつんぽつんと建っているような『田舎』の方が縁側は似合います。
 目の前に田んぼがあり、その向こうには緑の山があるような縁側がいかにも『縁側』らしくてよい物です。
 濡れ縁でも内側に作った縁側でも「座敷でもなく外でもない」微妙は空間を作り出してくれます。
d0045383_1111497.jpg

 日本人には不思議と落ち着く空間なのですね。
 旧・奥川邸は町屋なので小さなお庭しか見えない縁側なのですが、係りの女の子がお茶を出すと、気候の良い時はこうして縁側に座る人が多いのです。
 一歩戻ればもう少し柔らかな『畳』があるのに、座布団も無い縁側に座る方が落ち着くと言う不思議な空間なのです。

 座敷に座るとなんとなく改まってしまう、それでなければゴロンと寝っころがる…的な感覚です。
 端から横座りや体育館座りが出来るのは縁側の良さでしょう。
 暖かい時なら腰をかけることも出来ますしね。
 そのときの気分次第で使える空間です。

 日本人は積極的に自分の空間や時間を作り出す人種ではありませんが、日本家屋は日本人に合ったささやかな自由空間を作り出してくれるようです。

 そうした空間と時間を無料で提供してくれる、この『旧奥川邸・紀南ツアーデザインセンタ』は熊野古道の雰囲気に良く合っているようです。
 作り出した物では核、100年ほどかけて出来上がった空間を利用しているだけですから、余計に良いのでしょうね。


 カメラはSONY α350+SIGMA10-20ズーム使用


熊野市周辺地図です


by je2luz | 2009-09-26 11:57 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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